ロンドン五輪金メダリスト・ 村田諒太が、世界ランカーと初対戦! 対戦相手のアタイデも紹介!
村田諒太第7戦は、初の世界ランカーとの対決となります。日本ボクシング界では異例の金メダルリストのプロ転向。ここまで村田は、6戦全勝(4KO)と見事な結果を出しています。今回のアダイテは世界挑戦に向けて、大きなポイントとなる試合になります!
ちなみに、TV放送は5月1日(金)にフジテレビで21時00分~22時52分で放送されます。
☆4度目の王座防衛戦に挑む三浦隆司・相手は元王者のナイスガイ、ビリー・ディブ→こちら
☆激闘王・八重樫東が再起戦に挑む!→こちら
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村田 諒太(むらた りょうた)
奈良県奈良市出身
1986年1月12日生まれ
182㎝
ミドル級
6戦6勝
WBC世界ミドル級7位
IBF世界ミドル級12位
アマチュア成績:138戦 119勝 (89KO) 19敗
帝拳ボクシングジム所属
3人兄弟の末っ子
両親は村田が小学校6年生の時に離婚している
幼少は水泳、中学校の時には陸上をやっていた。しかし、家庭事情もあり、喧嘩が絶えず、金髪にするなどすさんだ生活を送るようになる。この頃、奈良工業高等学校のボクシング部や、進光ボクシングジムでトレーニングをするようになった。
南京都高等学校に進学すると頭角を現し、高校5冠を達成した。
東洋大学に進むと、2004年に全日本選手権で初優勝をはたす。
2005年の世界選手権では1回戦負けを喫する。
2006年のドーハアジア大会でも1回戦負け。
2007年には世界選手権の2回戦で敗北。
2008年は北京五輪・2次予選で敗退となり、現役生活を1度はあきらめた。この年、東洋大学の職員兼ボクシングコーチに就職した。
2009年になるとボクシング部の生徒が不祥事を起こす。このことがきっかけで、母校の名誉を回復させるため現役復帰をすると、2009年から2011年まで、全日本選手権で3連覇をはたした。また、2011年にはインドネシアの国際大会で初優勝をはたす。さらに、10月の世界選手権では銀メダルを獲得して、ロンドン五輪の切符も勝ち取った。このように、2011年が村田にとって、大きな転機となった年といえる。
2012年のロンドン五輪では、アブデルマレク・ラフー(アルジェリア)、アデム・キリッチ(トルコ)、ウズベキスタン(ウズベキスタン)、エスキバ・ファルカン(ブラジル)を破って金メダルを獲得。ファルカンとの試合は、13-12という僅差であった。
2013年に紆余曲折があったが、アマチュア引退勧告があってプロに転向。この年、日本スーパーウェルター級王者の柴田明雄を相手に、2ラウンドでTKO勝ちを収め、世界19位にランクされた。12月にはデイブ・ピーターソンに、8回TKO勝ち。
2014年2月にはカルロス・ナシメント(ブラジル)に4回TKO勝利。
5月にはヘスス・アンヘル・ネリオ(メキシコ)に6回KO勝利。
9月にはメキシコ王者のドリアン・ルナ(メキシコ)に判定勝利。
12月にはジェシー・ニックロウ(アメリカ合衆国)に判定勝利となり、IBF世界ミドル級ランキング15位となった。
ロンドン五輪の銅メダリスト清水聡とは、良いライバル関係にあった。
フェリックス・トリニダードを尊敬している。
喧嘩をしたら負けると思ったアスリートに室伏広治と朝青龍をあげたことがある。
勝負曲はSuperflyの「Beep!!」
2010年に東洋大学に勤務する4歳上の女性と結婚して、2人の子供がいる。
アタイデ戦に対しては、勝つことを最優先に考えて、その上で倒しに行くと語る。プレスをかけて前に出ながら、上下に打ち分けてスタミナを奪う作戦で行くとも語っている。
この試合がおこなわれる興行では、スーパーフェザー級王者・三浦の世界タイトル防衛戦、元2階級王者の八重樫の再起戦をさしおいて、ノンタイトル戦の村田がメーンを飾ることになった。
ダグラス・ダミアオ・アタイデ
ブラジル出身
183㎝
WBO世界ミドル級15位
カウンターを狙うタイプで、左フックが武器。また、基本的には守備を固めて、ストレートで丁寧に組み立てていくタイプである
アマチュア戦績は76戦68勝8敗
体育会系の大学に通う現役大学生
有名な村田を倒して、ブラジルがサッカーだけではないとアピールしたいと意気込んでいる。一方で村田の印象は好青年とも語っている。
普段は物静かで「グットボーイ」というニックネームを持つ。
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