12月29日世界最速2階級制覇の井上尚弥が、パレナスと初防衛戦!(放送日時・WBO世界スーパーフライ級)
将来、日本のボクシング界に、最強王者として名を刻む可能性を秘めている井上尚弥。世界最速での2階級制覇を達成している井上ですが、12月29日には初防衛戦を行います。このページでは、井上、パレナスの選手名鑑を掲載しています!
井上尚弥
放送日時:12月29日(火) 19:00~20:57 (フジテレビ)
神奈川県座間市出身
163cm/リーチは170cm
1993年4月10日(2015年時で22歳)
所属:大橋ボクシングジム
第33代WBC世界ライトフライ級王者
第17代WBO世界スーパーフライ級王者
※世界最速での2階級制覇
スタイル:右ボクサーファイター
プロ戦績:8戦8勝0敗7KO
アマチュア戦績:81戦75勝6敗48KO
アマチュア時代は、プロボクサーだった父親・真吾が運営していたた井上ボクシングジムで練習を積む。
本職・塗装工の父親との親子鷹・親子二人三脚は有名で、メディアにも取り上げられている。
弟の拓真もボクサーである。
ボクシングを始めたのは小学校1年時。
中3の時には、第1回全国U-15大会で優秀賞を獲得。
高校時代には、1年生でインターハイ・国体・選抜を制して3冠を達成。
2年生になると、世界ユース選手権ベスト16、全日本アマチュア選手権で準優勝。
3年時には、インドネシア大統領杯で優勝、高校生初のアマチュア7冠を達成している。
2012年にはロンドン五輪出場をかけて、アジア選手権に出場。しかし、決勝で地元のビルジャン・ジャキポフ(カザフスタン)に判定負け(11-16)を喫して、出場を逃している。
2012年には、大橋ジムに入門。契約では「強い選手と戦い、弱い選手とは戦わない」という条件を付けている。
2012年の10月には、OPBF東洋太平洋ミニマム級7位・クリソン・オマヤオ(フィリピン)と対戦。2度のダウンを奪うなど、4回KO勝利をはたした。
2013年8月には、田口良一(ワタナベ)と対戦。判定勝利をおさめて、日本王座を獲得した。4戦目での獲得は、辰吉以来最短タイ記録だった。
2013年の12月には、ヘルソン・マンシオ(フィリピン)と対戦。5回TKO勝利をおさめ、東洋太平洋王座を獲得した。
2014年には、WBC世界ライトフライ級王者アドリアン・エルナンデス(メキシコ)と対戦した。試合は、井上が6回にTKO勝利。日本人最速、プロ6戦目での世界王座獲得となった。
WBC世界ライトフライ級王者は1度の防衛後、スーパーフライ級に転向するため、返上している。
2014年12月には、WBO世界スーパーフライ級王者オマール・ナルバエス(アルゼンチン)と対戦。ナルバエスは世界王者を27回も防衛している、世界的な王者だった。初回に2回、2回にも2回のダウンを奪い、KO勝利をおさめた。この結果、世界最速での2階級制覇の記録を更新(井上は8戦目で達成・それまでは、ポール・ウェアーの9戦目が最速)。
この試合では、ボクシング・シーン・ドットコムの年間MVPにも選出されている。 なお、井上のあまりの強さに、ナルバエス陣営が井上のグローブに鉛が仕込んであるのではないかと、クレームをつけた。大橋会長がその場で、グローブをはずして見せると、「グレートなニューチャンプだ!」と声が返ってきた。 しかし、井上はこの試合で拳を痛めて、しばらく試合から遠ざかった。
2015年の12月29日は、WBO世界スーパーフライ級1位の指名挑戦者ワーリト・パレナス(フィリピン)との初防衛戦が控えている。
2015年に相模原青陵高校の同級生と結婚している。
Wham!の「Freedom」を入場曲にしている。
金メダリスト・村田諒太と合宿で同部屋だったことがあり、弟のようにかわいがられている。
秀でた才能、真面目な人柄が愛されて、多くのボクサーから慕われている。
2歳の時に、補助輪なしで自転車に乗っていた(と言われている)。
父親の真吾は、10代半ばで塗装業をしながら、24歳でアマチュアのボクシングに立っている。井上尚弥に対しては、小学生の頃には、徹底して防御の基礎練習を施した(ダメージを受けないため)。
日本人最強のボクサーとなる可能性も秘めるほど、現在は強さが際立っている。
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ワーリト・パレナス
フィリピン出身
168㎝(リーチは165cm)
1983年7月10日生まれ(2015年で32歳)
スタイル:オーソドックス
プロ戦績:31戦24勝6敗1分21KO
本名:ワーリト・グレゴリオ・パレナス・ジュニア
別のリングネーム:ウォーズ・カツマタ
日本では勝又ボクシングジムに所属して活動していた。
2007年にプロデビュー
2011年に来日して、勝又ジムに所属。
2012年にフィリピンに帰国している。
2014年にWBOオリエンタルスーパーフライ級王座を獲得。
2015年には、WBO世界スーパーフライ級暫定王座決定戦を行い、デビッド・カルモナと対戦するも、判定負けを喫している。
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