肉体改造に成功したジョコビッチの強さの源
今週のお題「最近おもしろかった本」
ジョコビッチに関しては、2つの記事で色々と書いているので、重なってしまう部分もありますが、生涯グランドスラムを狙う全仏OPの前に、もう一度、ジョコビッチを見直したいと思い記事にしました。興味がある方は、過去の記事もご覧ください。 なお、肉体改造に関しては、「ジョコビッチの生まれ変わる食事」という本に詳しく書かれています。
グランドスラム 8勝(歴代8位タイ)
全豪OP:5勝(2008年、2011年~13年、2015年)
ウィンブルドン:2勝(2011年、2014年)
全米OP:1勝(2011年)
全仏OP:0勝
ジョコビッチの特徴
関節が柔らかく、メンタルコントロールに長けていると言われています。また、ジョコビッチは188㎝と長身選手ですが、動きが俊敏で器用さも兼ね備えています。また、近年はウェイトを絞りながらも、スタミナをつけて、軽量なフットワークも身に付けています。 バックハンドを両手で打つ理由に関しては、スピンテニスで高く跳ね上がるボールが主流の中にあって、高い打点で力を入れて打てるために採用していると語っています。また、性格的に、ラケットを叩きつけて壊すなど、激高しやすい面がありますが、感情を開放して、うまくコントロールする方向に生かしています。最近では、叫ぶことはあっても、激高することは少なくなっています。とにかく、集中力が高く、メンタルコントロールにも非常に長けています。ただ、根本的にはあるがままの自分を受け入れるというところから、セルフコントロールが上手になったようです。
肉体改造
ピザ屋の息子であったジョコビッチは、かつてはパンやピザが大好物だったと言います。しかし、今では、パンやピザだけではなく、ビスケットなど、小麦粉を素材とする食品を食べることはありません。
これは、2010年まで、体調不良に苦しんでいたジョコビッチが、セリアック病だったと判明したためです。この病気は、「グルテン不耐症」と言われる食物アレルギーで、グルテンを摂取することで、吐き気、呼吸困難、動けなくなるなど、様々なアレルギー反応が出る病気です。
そのため、ジョコビッチは判明して以降、穀物の胚乳から生成されるタンパク質の一種であるグルテンが含まれる大麦、小麦、ライ麦などを排除しました。例えば、パスタならば、キヌア(アカザ科の穀物)で作ったそば粉を使用したものを食べるといった具合にグルテンフリーの食生活に変更したのです。この他、ヨガを取り入れたり、乳製品も制限するなどして、肉体改造にもつなげ、今の活躍をもたらす源になっています。
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