ノバク・ジョコビッチをレポート 美人妻、ものまね、彼が焼くベーグルも取り上げています!
2015年はノバク・ジョコビッチの年になっています。2000年代はフェデラー、ナダルを超えられず、「第3の男」と呼ばれたことがあります。しかし、2011年には全仏以外のグランドスラムで優勝する大活躍の年になり、今ではBIG4に名をつらねています。
特に今年は全豪OPを制した勢いそのままに、BNPバリパOP、マイアミOPを立て続けに勝利して、ロレックス・マスターズも優勝に王手をかけています。前人未到のマスターズ3連勝も目前です。すでに今年、フェデラー、ナダル、マレーの4強にも勝利しています。まさに、ジョコビッチ時代が到来しそうな予感ですが、そんなジョコビッチをこのページでは解説していきます。
選手名鑑
セルビア出身
188cm/88kg
現在、ランキング1位
右手・両手打ち
4歳からテニスを始める
父親は元プロスキー選手
2000年代はフェデラー、ナダルの活躍の影に隠れ「第3の男」と呼ばれた
しかし、2011年には全仏以外のグランドスラムを制覇して、汚名を返上した
大型選手でありながら、敏捷性も兼ね備えている コートを幅広くカバーでき、カウンタープレーが得意である 持久戦にも非常に長けている
コートの後方のプレイに重点を置く傾向がある
深いグラウンドストローク、高い精度のバックハンド、サービスやリターンも強力な武器としている…つまり、非常にバランスの取れたオールラウンドプレイヤーである
他の選手の物まねが得意で、ファンサービスも積極的に行う
ランキング1位への並々ならぬ執着心を持つ
全豪5勝、ウィンブルドン2勝、全米1勝をあげている真のトッププレイヤー
ジョコビッチの強さとは…
彼は隙のない、切れ味抜群のストローカーです。攻防兼備のストロークはシャープで、しなやかで、ミスも少ない最高の武器の一つです。リターンが極めてうまく、流れをつかむこともできますし、相手のリズムを崩すこともできます。
以前はネットプレーが未熟でメンタル面ではフェデラー、ナダルに劣っていましたが、改善しています。鉄壁の守備を誇り、彼のプレーは完成しています。フォアハンド、両手打ちのバックハンドもトップクラスにあり、まさにオールラウンドプレイヤーとして最高の域に達しています。
2015年の成績(4月現在)
2月の全豪OP優勝を皮切りに、BNPバリパOP(インディアン・ウェルズ)、マイアミOPでも優勝しています。唯一の敗戦は、ドバイ大会でフェデラーに6-3、6-7、6-2で敗れたフェデラー戦のみです。
妻はエレナ・リスティッチ
2014年7月10日にエレナ・リスティッチと結婚しました。アドリア海に面する小国・モンテネグロの高級リゾートで挙式をあげました。セルビアのスターであるジョコビッチの挙式には、マリラ・シャラポワ、ヴィクトル・トロイキといった親しい選手も参加しました。
ちなみに、二人は高校時代に知り合い、8年にもわたる交際を続けて結婚にいたりました。二人の間には女の子が生まれ、ステファンと名付けられています。ジョコビッチは喜びの声を、「ステファン、私たちの天使のような赤ちゃんが誕生しました!」「私の美しい妻、エレナを誇りに思います!皆さんの愛とサポートに感謝します!私たちはみんなを愛しています!」とツイッターにつぶやきました。今の快進撃は、子供が生まれたことも関係しているのかもしれないですね。
お茶目な一面!?
出典:http://blog.goo.ne.jp/toshipyonpyon
コート上では精密機械の異名を持ち、ポーカーフェイスのジョコビッチ。しかし、コートの外では結構お茶目です。
最初の写真は、ウィンブルドンで借りた家に遊びに来るリスとたわむれる様子です。3枚目はギターを弾くジョコビッチ。のりのりですね。4枚目はシャラポワのものまねをするジョコビッチ。おなじみのサービス時の甲高い声のものまねも披露しています。実はサービス精神が旺盛です。 ちなみにこの動画は、ジョコビッチにラケットを提供しているHEADのCMになります。
ベーグル焼きの名人、ジョコビッチ!?
彼の試合があるときには、必ず、ツイッターに「ベーグル」というキーワードが登場します。時にあふれかえるこのフレーズ。テニス好きの方ならご存知ですが、この現象はどういうことなのでしょうか!?
見える、見えるぞ・・・第2セットでナダルの気迫に押されたふりをしてセットダウンするも、第3セットでベーグルを焼くジョコビッチの姿が!
— ひかりへ (@hikarihe) 2015, 4月 18
ジョコビッチはどんだけベーグル焼いたら気がすむのでしょうか?(笑)
— 徳島 拓郎 (@Roger_1708) 2015, 4月 17
ジョコビッチとかいうベーグル職人
— Bud white (@buddy_white_) 2015, 4月 17
これはどういうことかと言えば、テニスでゲームを取れずに負けた場合、6-0となります。このゲーム数「0」のことを、「ベーグル」と言います。見た目が似ているということで、使われるのですね。ちなみに、日本では「団子」と言います。ジョコビッチの場合、圧倒的な勝利が多く、彼の試合の日にはツイッターに「ベーグル」という言葉が飛び交うわけですね。