5/8~BNLイタリア国際2016 出場選手、テレビ放送、見どころ 錦織は昨季ベスト8、クレーの挑戦が続く!
※イタリア国際2016ドロー・組み合わせ発表→こちら
BNPバリパOP、マイアミOP、ロレックス・マスターズ、マドリードOPに次ぐマスターズ第5戦は、イタリア国際になります。 全仏OPの前哨戦にも位置づけられ、生涯グランドスラムを狙うジョコビッチにも注目が集まります。 また、クレーでも結果を出している錦織にも、期待がかかります!
BNLイタリア国際2016
日程:5月8日(日)~5月15日(日)
場所:イタリア・ローマ
サーフェス:屋外クレー
グレード:マスターズ1000
メモ:ローマ・マスターズとも呼ばれる大会。全仏OPの前哨戦にも位置づけられる。 最多優勝、連覇、最多決勝進出記録などをR・ナダルが独占しており、7回の優勝を数える。 しかし、ここ2年間はN・ジョコビッチが制している。
日本との時差はー8時間であり、イタリアが正午12時の場合、日本は夜の20時となる。
スケジュール
1回戦:5月9日・10日
2回戦:5月10日・11日
3回戦:5月12日
準々決勝:5月13日
準決勝:5月14日
決勝:5月15日
テレビ放送:ガオラは1回戦から決勝まで放送が決定。基本的に錦織の試合は、生中継となります。主な時間帯は夕方~深夜という時間帯です。その他、マスターズを放送しているNHKでも、BS1を中心に放送されます。
錦織の放送日時:決まり次第掲載していきます。
2回戦:5/10 21時~錦織VSトロイツキ(24位)戦(GAORA/NHK・BS1)
3回戦:5/12 19時~錦織VSガスケ(12位)戦(GAORA/NHK・BS1)
準々決勝:5/14 早朝4:00~錦織VSティエム(15位)戦(GAORA/NHK・BS1)
準決勝:5/15 早朝3:00~錦織VSジョコビッチ(1位)戦(GAORA/NHK総合)
決勝:5/16 0:00~ジョコビッチ(1位)VSマレー(3位)戦(GAORA/NHK・BS1)
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注目の出場選手
※ランキング上位30位は、出場義務あり。
ノバク・ジョコビッチ(1位)
Novak Djokovic / y.caradec
セルビア 今季成績:26勝2敗
近年、圧倒的な強さで、1強時代を築き上げているのが、ノバク・ジョコビッチだ。昨年のマスターズでは、9大会の内、6大会で優勝をはたした。 そして、2016年になっても強さは変わらず、全豪OPなどビックトーナメントで、強さを見せ続けている。
そんなジョコビッチが思わずつまずいたのが、ロレックス・マスターズ。初戦で、チェコのイリ・ベセリ(当時55位)に敗戦したのだった。 モチベーション面での問題があったようだが、早い敗戦は王者に休養を与えた。
そんなジョコビッチが、是が非でもほしいのが、唯一手にしていない全仏OPのタイトルである。その全仏OPの前哨戦となる、BNLイタリア国際。最も注目されるのは、やはりジョコビッチになるだろう。
錦織圭(6位)
IMG_1313 / Marianne Bevis
日本 今季成績:22勝6敗
2015年は、第5シードで2回戦から登場。チェコの若手有力選手のベセリ(当時は36位・2016年はジョコビッチから、実質唯一勝利している選手)に苦戦するも勝利、トロイキ戦(当時34位)には危なげなく勝利。準々決勝ではジョコビッチと当たり、3-6、6-3、1-6で敗れ、力の差を見せつけられた。
錦織にとって、2015年はトップの壁に突き当たったシーズンでもあった。 ナダルからは初勝利をあげたものの、ジョコビッチ、マレー、フェデラー、ワウリンカには勝利することができなかった。マスターズを制するには、トップ5からの勝利が必要となる。
クレーシーズンに入り、バルセロナOPでは準優勝という好結果で、マドリードOP、BNLイタリア国際の戦いへと入っていく。
A・マレー(2位)
英国 今季成績:11勝4敗
今シーズンは、子供が生まれたために、出場試合数が少ない序盤戦となった。それでも、全豪OPでは準優勝、ロレックス・マスターズではベスト4など、しっかりと結果を出すのは、さすがマレーといったところ。試合数もこなしつつあり、これから本腰を入れて、結果を出していくのか注目が集まる。
R・フェデラー(3位)
スイス 今季成績:10勝3敗
2016年は手術などもあり、ここまで3大会の出場にとどまっているフェデラー。イタリア国際では、準優勝が4回あるものの、優勝は手にしていない。 昨年、唯一ジョコビッチから3勝をあげたのはフェデラーだけであり、ライバルのナダルが復活を見せる中、活躍を期待するファンは多いだろう。
S・ワウリンカ(4位)
スイス 今季成績:17勝5敗
強力な片手バックハンド、高速サーブの使い手。2015年は全仏OPの決勝で、ジョコビッチを破って優勝して、生涯グランドスラムを阻んでいる。
R・ナダル(5位)
スペイン 今季成績:22勝6敗
ロレックス・マスターズで優勝を遂げると、母国バルセロナOPでは錦織の3連覇を阻み、優勝を飾った。復活しつつある赤土の王は、クレーシーズンのキープレイヤーになりそうだ。
JW・ツォンガ(7位)
フランス 今季成績:13勝7敗
強力なサーブ、回り込んでのフォアは脅威。
T・ベルディヒ(8位)
チェコ 今季成績:15勝7敗
高速サーブや強力なフォア、ボレーを武器に、安定してトップ10をキープし続けるプレイヤー。しかし、いまいち存在感を発揮できないのは、ビックトーナメントでインパクトにやや欠ける結果に終わっているからかもしれない。はたして、結果を残せるか…!?
D・フェレール(9位)
スペイン 今季成績:12勝7敗
身体には恵まれていないが、強靭なメンタルとスタミナを武器に、精力的にコートを動き回る、ストローク戦を得意とするプレイヤー。
M・ラオニッチ(10位)
Raonic MA14 (7) / si.robi
カナダ 今季成績:20勝4敗
本来いるべきランキングに戻りつつある、次世代をになう期待が高い選手。ビックサーバーであり、ネットプレーも繰り出す攻撃的なテニスを好む。最近はカルロス・モヤをコーチに招聘して、好結果につながっている。今季は全豪OPベスト4など、活躍が目立つ。
M・チリッチ(11位)
クロアチア 今季成績:12勝8敗
ビックサーバー、錦織にとっては、全米OPの決勝で敗れた相手でもあるが、互いにリスペクトし合う関係のようだ。
R・ガスケ(12位)
フランス 今季成績:10勝4敗
「神童」「天才」などと呼ばれたこともあるプレイヤー。「この人の才能はすごい」とは、錦織の評価。多彩なショットを持ち、人気も高い選手でもある。
D・ゴファン(13位)
ベルギー 今季成績:17勝8敗
線は細いが、鋭いサーブ、強力なストロークを使う錦織世代の1人。
D・ティエム(14位)
オーストリア 今季成績:27勝8敗
若手の中でも、頭一つぬきに出た活躍を見せている。2016年はすでに、2勝を挙げている。
G・モンフィス(15位)
フランス 今季成績:19勝6敗
2016年はマスターズで、ジョコビッチに次いで、好成績をあげている。
J・イズナー(16位)
アメリカ
ビックサーバー、3日にわたって試合を繰り広げたこともあり、「マラソンマン」とも呼ばれる。
RB・アグト(17位)
スペイン
サッカーで鍛えた強靭なフットワークを持つ。
G・シモン(18位)
フランス
ジョコビッチを苦しめたこともある、強力なカウンター・パンチャー。
K・アンダーソン(19位)
南アフリカ
2mを超すビックサーバーの一人。序盤は欠場が多かった。
B・ペール(20位)
フランス
バックハンド、ドロップショットなどを得意としている。2015年は錦織を大いに苦しめた。1つのラケットに固執したり、靴にテープを貼って使い続けたり、サービスエースを決め続けるカルロビッチに怒鳴ったり…個性的かつ、ミステリアスなプレイヤー。
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