全豪OPテニス2016 錦織も出場! 日程、テレビ放送、注目選手など見所は!?
1月18日から、いよいよ2016年、最初のグランドスラム・全豪OPが開幕します。2015年の大会では、ワウリンカに敗れてベスト8だった錦織。昨年以上の成績を残して、今シーズンにはずみをつけられるかどうか、重要な大会になります!→全豪OP2016ドロー
全豪オープンテニス2016
場所:メルボルン
サーフェス:ハードコート
優勝賞金:3億1千万円
最初のグランドスラム(四大大会)。真夏の大会であり、欧米選手にとっては時差、移動距離など、厳しい条件のため、アップセットなどが起こりやすい。
過去5年の優勝者をみると、2011年から2013年、および2015年をノバク・ジョコビッチが制している。2014年はスタン・ワウリンカが優勝。
テレビ放送
基本的に生放送はWOWOW。地上波はNHKが放送予定だが、夜の12時前後の録画放送がメイン。錦織の試合に関しては、すべて生放送と電話で確認済み。ただし変更もある可能性があり、随時確認が必要。錦織の1回戦は、NHK・Eテレで放送があることを確認。2回戦はNHKで生放送。
日程:1月18日~1月31日
1回戦:1月18日・19日
2回戦:1月20日・21日
3回戦:1月22日・23日
4回戦:1月24日・25日
準々決勝:1月26日・27日
準決勝:1月28日・29日
決勝:1月31日
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注目選手
錦織圭
ランキング:7位
2016年の成績:1勝1敗
2015年までの四大大会の通算成績は、45勝23敗としている。最高成績は、2014年の全米での準優勝、ベスト8が3度、ベスト16が5度という結果を残しています。 ちなみに、2015年度は、全豪OP・全仏OPでのベスト8が最高成績でした。それを踏まえると、錦織にとってはベスト8の壁を破り、ベスト4進出が、目標となってくると思います。もちろん、グランドスラム初制覇を目指すシーズンであることはかわりませんが、そのためにはジョコビッチを始め、トップ4に君臨している強豪を破る必要があります。
2016年の最初の大会・ブリスベン国際では、準々決勝で若手有望株のB・トミック(17位)に敗れているだけに、勝ち星を重ねることが大切になります。
ノバク・ジョコビッチ
ランキング:1位
2016年の成績:5勝0敗
1月4日に開幕したカタールOPを、すべてストレート勝利で優勝を飾ったジョコビッチ。本人に「最高のシーズン」と言わしめた2015年でしたが、今季もその強さは健在です。カタールOPでは、ナダル ベルディヒなどに対しても、1セットも落とさずに勝利。「心技体」がそろった唯一無二のトッププレイヤーとして、今年は全仏OP優勝…生涯グランドスラム達成を狙う年になります。サーブ、リターン、ストローク、メンタル、現地点で、すべてで最も高いレベルのプレーを見せています。
ロジャー・フェデラー
ランキング:3位
2016年の成績:3勝1敗
2016年最初の大会であるブリスベン国際では、決勝でラオニッチに敗れたものの、その他の試合では好調さを見せたフェデラー。年齢を考えると、トップレベルでできる時間は、限られています。今年はジョコビッチに近い人物を、自分のチームに引き入れ、打倒ジョコビッチのために、すべてをやるべく、準備に余念がありません。2015年は唯一、ジョコビッチに複数勝利をあげたものの(3勝)、全米OPの決勝など、ここぞの時に敗戦を喫しています。今年はジョコビッチと、どのような激闘を繰り広げるのか……最大の注目の一つです。
アンディ・マレー
ランキング:2位
2016年成績:0勝0敗
2015年はマスターズで、ジョコビッチに次ぐ2勝をあげたマレー。グランドスラムの優勝はありませんでしたが、トップ選手として、確実にレベルアップをしています。また、2015年はデビス杯で英国を優勝に導くなど、大きな成果も手にしています。まさに脂ののった今シーズン、頂点を目指す年になるでしょう。
スタン・ワウリンカ
ランキング:4位
2016年成績:4勝0敗
2014年に全豪OPで優勝して、四大大会初制覇を達成したワウリンカ。2015年もダークホースとして、絶好調だったジョコビッチを、全仏OP決勝で破り、生涯グランドスラムを阻んでいます。好不調の波がある選手ですが、好調時の片手バックハンドのダウンザラインは、威力抜群。2015年は錦織に対しても、強さを発揮しています。はたして、今シーズンはどのような活躍を見せるのでしょうか!?
ミロシュ・ラオニッチ
ランキング:14位
2016年成績:4勝0敗
2015年はランキングを4位まであげたものの、足の手術、腰の負傷などもあり、シーズン途中から欠場があったラオニッチ。最終的にはトップ10からも陥落しています。再び上位進出を目指す今シーズン、代名詞であるビックサーブは健在でした。ブリスベン国際2016では、決勝でフェデラーはストレートで撃破。225キロを超えるサーブに加え、回り込んでのフォアハンド、積極果敢なネットプレーなどで、フェデラーを上回りました。錦織世代の中でも期待の高い選手であり、今シーズンは上位を脅かす存在として注目すべき選手です。
錦織の下の世代
※B・コリッチ(19歳)若手の最注目株の一人
1月4日に開幕した3大会、錦織の下の世代である20歳前後の選手の活躍が目立ちました。B・トミック(17位)は、錦織などを破りベスト4進出、D・ティエム(20位)もベスト4、B・コリッチ(40位)は決勝でワウリンカに敗れて準優勝という成績でした。こういった世代が、トッププレイヤーを脅かすかどうかも、全豪OPでは注目していきたいと思います。
※ランキング上位104名、128人による予選を勝ち抜いた16人、主催者推薦(ワイルドカード)による8人、合計128名が出場資格を得る。
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