鈴木雄介 世界記録を更新した競歩の星 選手名鑑
競歩の世界記録保持者の鈴木雄介は、世界陸上やリオ五輪でもメダルの獲得が期待される選手です。競歩はなじみがあまりないスポーツではありますが、地道な日々の練習、見た目とは裏腹にハードな競技でもあります。
このページでは、鈴木雄介について、情報を掲載しています。
鈴木雄介
石川県能美郡出身
170cm/57kg
1988年1月2日生まれ
所属:富士通
1秒間に4,4m進むことができ、歩型が美しい選手。
中学生時代より陸上を始め、競歩の選手生活に入る。中学時代には、中学校最高記録を3000m、5000mでマークしている。
高校時代には、全国高等学校総合体育大会で優勝をはたす。
2006年より順天堂大学に進学し、世界ジュニア選手権・10000mで3位入賞。
2010年より富士通に入社し、アジア大会では5位入賞。
2011年の世界選手権20km競歩では、1時間21分39秒で8位入賞。
2012年のロンドン五輪は36位。
2013年には日本選手権で1時間19分02秒で、20km競歩の日本新記録を13年ぶりに更新。
2014年のアジア大会では、銀メダルを獲得。
2015年の全日本では、1時間16分36秒で、世界新記録を樹立している。
2015年の世界陸上・北京大会にも出場予定である。
出身地の石川県は、総務省などが認定する競歩の聖地で、競技が盛んである。
競歩では歩型違反で失格者が必ず出るが、鈴木は失格がしたことがない。
鈴木の信念は「(負荷の)弱い練習を続けることが、(負荷の強い)練習で怪我をすることよりも大事である」という考えを持つ。
趣味はバスケ・サッカー