鈴木亜由子 選手名鑑 日本長距離界の未来を担う逸材
2015年12月12日・TBSのバースデー(17時~)で特集される長距離選手・鈴木亜由子。世界陸上2015ではアフリカ勢と終盤まで渡り合い、プリンス駅伝2015では、脅威の15人抜きを披露しています。このページでは、今後の女子長距離界を担うと期待される鈴木亜由子の選手名鑑を掲載しています!
スポンサーリンク
鈴木亜由子(すずき あゆこ)
愛知県豊橋市
155㎝/38kg
1991年10月8日生まれ
所属:日本郵政グループ
記録:10000m(31分48秒18)・5000m(15分08秒29)
小学校時代に母の勧めで陸上クラブに入ったのがきっかけで、競技を始める。
中学時代は陸上部がなく、バスケットボール部に所属。しかし、全日本選手権で、2年時には800m、1500mで優勝、3年時にも1500mで優勝している。また、皇后盃全国都道府県対抗女子駅伝に出場して、2006年、2007年に区間賞を獲得するなど、早くから潜在能力の高さを見せている。
高校時代には、2度の甲の疲労骨折など手術を経験。目立った成績が残せなかった。
名古屋大学経済学部に進学すると、男子と共に練習を積んだ。すると、再び実力を発揮して、2年、3年のインカレ5000mで優勝、第27回夏季ユニバーシアードでは5000mで銀メダル、10000mで金メダルを獲得した。
大学卒業後、日本郵政グループに入社。2年目には、第99回日本陸上競技選手権大会の5000mで3位入賞をはたし、世界陸上の切符を勝ち取る。
世界陸上2015の5000m決勝では、序盤からトップを走る積極的なレースを展開。終盤まで、アフリカ勢とも競り合うなど、大きな可能性を示すレースとなり、9位だった。タイムは日本人歴代5位となる15分08秒29。
2015年9月の第63回全日本実業団対抗陸上の女子10000mで、31分48秒18で初優勝をはたした。この記録で、リオ五輪の参加標準記録を上回った。
2015年のプリンス駅伝(クイーンズ駅伝予選会)では、エース区間で圧巻の15人抜きを披露。区間賞を獲得している。
2015年12月のクィーンズ駅伝にも出場予定。
小さい体を目いっぱい使ったダイナミックなフォーム、回転の速い足の運びが特徴。 関節が柔らかく、大きな歩幅で走ることができる。
現在は日本郵政陸上部のキャプテンを務めている。
実家が米屋で、祖母が作る五平餅が有名。
スポンサーリンク