旭天鵬 40歳にして土俵に立ち続ける相撲界のレジェンド
角界のレジェンドと呼ばれる旭天鵬は、2012年に相撲界最年長の37歳で優勝をはたしました。さらに、40歳になった2014年には、40代史上初の敢闘賞を受賞しています。しかし、その後は負け越しが続き、2015年の夏場所前には前頭14枚目と後がない状況まで追い込まれました
十両に陥落したら引退と決めていた旭天鵬ですが、夏場所では9勝6敗と勝ち越しています。そんな旭天鵬に密着したバースデイが、今週末の5月30日17:00からTBSで放送されます。
旭天鵬
出典:http://blog.livedoor.jp/moneslife/
モンゴル出身
1974年9月13日生まれ
190㎝/161kg
友綱部屋
西前頭14(最高位は西関脇)
得意手は右四つ、寄り。
中学時代はバスケットボールをしていた。
来日して半年後には、稽古の厳しさについていけずに、モンゴル大使館に逃げ込んだことがある。
1992年に旭鷲山らと来日して大島部屋に入門。大相撲史上初のモンゴル出身力士の1人。
1994年に幕下に昇進。
1996年に十両に昇進。
1998年に初入幕。
その後2度の十両陥落を経験するが、3度目の入幕後は幕内に定着した。
2003年に西関脇へと昇進した。
2004年に日本国籍を取得し、その後に帰化する。
以降も幕内出場を続け、720回の記録をつくるも、不祥事で途切れた。
2012年の4月には、栃煌山との優勝決定戦で勝利して、幕内初優勝を37歳8か月で飾った。この優勝は史上最年長記録となった。
2014年には6場所制になって初となる40歳の幕内力士となる。
2015年の5月場所では、史上1位となる幕内通算出場1445回を記録した。
右四つ、左四つ、遜色なく取れる。がっぷり四つの体勢からの吊り寄りが得意。怪我に強いため、出場記録を伸ばすことができている。
モンゴル力士からの信頼が厚く、優勝時のパレードでは白鵬が旗手を買って出た。
すでに年寄・大島株の譲渡が内定しており、後継予定者となっている。
2代大島親方の養子である。