引退をかける河野公平と4階級制覇がかかる亀田興毅(WBA世界S.フライ級タイトルマッチ)
日本でのライセンスを失効している亀田興毅の試合が、2年ぶりに日本のテレビでも放送されます。このページでは、注目となる日本人同士のWBA世界S.フライ級タイトルマッチに関する情報を掲載しています。
放送日時
10月17日(土)19時54分~20時54分(テレビ東京)
解説:内山高志・田口良一
河野公平
山梨県出身
166㎝
リーチ:170㎝
1980年11月23日生まれ(34歳)
スタイル:右ファイター
あだな:タフボーイ
所属:ワタナベボクシングジム
プロ戦績:39戦30勝(13KO)8敗1分
第22代・第24代WBA世界スーパーフライ級王者
この試合で敗戦したら、引退となる可能性が高い。
高校時代は陸上をしていた。しかし、『6ヶ月でプロボクサーになる』という本を読んだのをきっかけに、ボクサーを志すことになった。
2000年のデビュー戦は黒星だった。
2007年に菊井に判定勝利して、日本王座を獲得した。
この年の10月には、エデン・ソンソナに判定で勝利して、東洋太平洋王座を獲得。
2012年には、テーパリット・ゴーキャットジムと対戦。4回に3度のダウンを奪ってKO勝利して、WBA世界スーパーフライ級王者を獲得。河野の前評判はかなり低かったが、3度目の世界挑戦でついに王者となった。
2013年には暫定王者であるリボリオ・ソリスと対戦するも、判定負けを喫して、王者陥落となった。
2014年にはWBA世界スーパーフライ級暫定王者デンカオセーン・カオウィチットと対戦。8回にKO勝利を飾って、王者返り咲きをはたした。
闘争心溢れる突進力が持ち味。
きわめて質素な生活をおくっており外食などをしないという。
日本王座獲得までは、アルバイトをしていた。
趣味は野球、テニス、ジョギング
「継続は力なり 努力は裏切らない」が座右の銘
スポンサーリンク
亀田興毅
大阪府大阪市西成区出身
165㎝
リーチ:169㎝
1986年11月17日生まれ(28歳)
通称:浪速乃闘拳
スタイル:左ボクサーファイター
プロ戦績:34戦33勝(18KO)1敗
日本人史上初の4階級制覇を狙う。
亀田三兄弟の長男。亀田大毅・亀田和毅を弟に持つ。
大毅と共に、日本人初の兄弟チャンピオンとなる。
11歳の時より、父親の史郎からボクシングの手ほどきを受ける。本人は恩人は、父親の史郎であると語っている。
父親っ子であり、5年生まで一緒に寝ていた。
中学時代は、空手とボクシングを並行して行っていた。
ボクシングに専念するため、中学卒業後は、社会人ボクシングで活動した。
15歳で全日本実業団選手権フライ級優勝をはたす。翌年も、同大会を連覇している。
17歳の時にグリーンツダジムから、東京の協栄ジムに移籍している。
2006年にWBA世界ライトフライ級王座をかけて、ファン・ランダエタと対戦。僅差の判定勝利となるも、その判定の是非をめぐり、議論がまきおこった。
ファン・ランダエタとは再戦して、3-0で判定勝利。
2009年に内藤大介と対戦して、WBC世界フライ級王者を獲得。判定での勝利だった。日本ジム所属選手で史上7人目の2階級制覇を達成した。
2010年にはポンサクレック・ウォンジョンカムと対戦するも判定負けとなり、4か月で王座陥落となる。
2010年のWBA世界バンタム級王座決定戦で、アレクサンデル・ムニョスを判定で破り、日本人初の世界3階級制覇を達成した。このタイトルは、返上するまで8度の防衛に成功している。
4階級制覇を狙い、スーパーフライ級に転向するも、その後は日本のボクシング協会に除名処分を受けて、国内での試合ができなくなった。そのため、拠点を海外のUNITED BOXING GYMに移した。
2015年10月に、シカゴのUICパビリオンでの、WBA世界スーパーフライ級王者の河野公平に挑戦することが決定した。
☆ボクシング情報(日本人の世界タイトルマッチ中心)→トップページ
スポンサーリンク