イザ!カエルキャラバン!を考案 防災プロデューサー 永田宏和を調べてみた…
本日(3月8日)、TBSで23:00から情熱大陸が放送されます。スポットがあたるのは防災プロデューサーの永田宏和氏です。番組の紹介によると世界が注目する防災伝道師とのとこ。いったい、どういうことをやり、どういう人物なのか調べてみました! イザ!カエルキャラバン!という防災、イベント、リサイクルなどを組み合わせたイベントはかなり画期的です!
永田宏和
防災教育普及に取り組む企画・プロデューサー。具体的には、2005年から続く「イザ!カエルキャラバン!」、2006年開催の「地震EXPO」(防災とクリエイティビティがテーマ)、2008年から行われている「SAVE YOURSELF」(東京ガス全社員向けの防災啓発キャンペーン)、2008年からの「地震ITSUMO+無印良品」(無印良品の防災テーマの博覧会)など、多くのイベントを手掛けている。
1968年兵庫県生まれ。大阪大学大学院終了後、竹中工務店に入社。2001年に独立後、「iop都市文化創造研究所」という、まちづくり、建築、アートという3分野の企画・プロデュース会社を設立。2006年NPO法人プラス・アーツ設立。2012年にはデザイン・クリエイティブセンター神戸「KIITO」の副センター長に就任したという経歴を持つ。現在NHKの「そなえる防災」の執筆者にも名を連ねている。
イザ!カエルキャラバン!
写真出典:http://www.plus-arts.net/
防災のお祭りがコンセプトです。震災時に必要な智恵や技を、イベントとして楽しみながら、親子で学べるというユニークな企画です。写真のようなゲーム感覚のプログラムを体験することで、子供たちはカエルポイントを手に入れることができます。このポイントはおもちゃと交換するためのものです。また、「かえっこバザール」という、人気の高いおもちゃをオークション形式で手に入れるイベントが最後に開催されます。そのため、ポイントを多く手に入れるために、子供たちはたくさんの防災プログラムを積極的に行うという仕組みになっています。
流れは受付でいらなくなったおもちゃをかえっこバンクに渡して、カエルポイントを手に入れます。続いて、おもちゃの交換会が行われ、防災訓練プログラムを体験して、カエルポイントを得ます。最後に人気の高いおもちゃのオークションという流れです。
この防災訓練は地域ごとにアレンジしたプログラムを組み、その地域の人に継続してもらうためボランティアを募って研修会を行うなど、地域防災に役立っているようです。
防災という内容のため、様々な行政と組んだり、企業と組んだイベントを行いやすい利点があります。海外でもインドネシアをはじめ、10か国以上で開催しているそうです。
つまり、防災×親子イベント×リサイクル×etcと様々なコラボレーションができる、かなりクリエイティブな発想を組み合わせたイベントだと思います。うーん、すごいの一言!