錦織も出場予定! 3月9日~3月22日 BNPパリバ・オープン 注目のBIG4と錦織を紹介!
BNPパリバ・オープンが3月9日~3月22日に開催されます。春の祭典とも呼ばれるこの大会には、トップ10プレイヤーも全員出場する豪華な大会になっています。もちろん、錦織も出場。トップ10プレイヤーとの激突も予想される白熱した大会となります。大会の概要と共に、注目のランキング・トップ5に位置するプレイヤーを紹介します!(BIG4と錦織圭)ちなみに、BIG4とはノバク・ジョコビッチ、ロジャー・フェデラー、ラファエル・ナダル、アンディ・マレーの現在のテニス界のトップに君臨する4人のことを言います。→6位から10位の選手
BNPパリバ・オープン
出典:http://replay-technologies.com/
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アメリカ合衆国・カリフォルニア州インディアンウェルズで開催
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男女共催で行われる
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優勝賞金は100万ドル
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冠スポンサーはBNPパリバ(フランスの証券会社)
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錦織のコーチ、マイケル・チャンも1996年、97年に2連覇している大会
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近々5年の優勝者:イワン・リュビチッチ(2010年)/ノバク・ジョコビッチ(2011年)/ロジャー・フェデラー(2012年)/ラファエル・ナダル(2013年)/ノバク・ジョコビッチ(2014年)
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最多優勝はロジャー・フェデラーの4回
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サーフェスは屋外・ハードの大会
ノバク・ジョコビッチ
出典:http://www.gettyimages.co.jp
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セルビア出身
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188cm/88kg
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現在、ランキング1位
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右手・両手打ち
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4歳からテニスを始める
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父親は元プロスキー選手
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2000年代はフェデラー、ナダルの活躍の影に隠れ「第3の男」と呼ばれた
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しかし、2011年には全仏以外のグランドスラムを制覇した
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大型選手でありながら、敏捷性も兼ね備えている
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コートを幅広くカバーでき、カウンタープレーが得意である
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持久戦にも非常に長けている
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コートの後方のプレイに重点を置く傾向がある
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深いグラウンドストローク、高い精度のバックハンド、サービスやリターンも強力な武器としている…つまり、非常にバランスの取れたオールラウンドプレイヤーである
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他の選手の物まねが得意で、ファンサービスも積極的に行う
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ランキング1位への並々ならぬ執着心を持つ
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全豪5勝、ウィンブルドン2勝、全米1勝をあげている真のトッププレイヤー
ロジャー・フェデラー
出典:http://www.gettyimages.co.jp
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スイス出身
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185cm/85kg
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現在、ランキング2位
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右手・方手打ち
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4大大会最多の17回優勝
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ツアーファイナル最多6回優勝
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史上最高のテニスプレイヤーと呼ばれる
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正確無比でエレガントなプレイスタイルは、教本のようだと称される
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スポーツのアカデミー賞と言われるローレウス世界スポーツ賞を4年連続で受賞するなど、テニスの域を超えて評価されるアスリートである
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ボリス・ベッカーに憧れ、8歳からテニスを始める
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2003年にウィンブルドンで初優勝(4大大会で初)
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ウィンブルドンは最多優勝となる7回を記録している
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ナダルとのライバルストーリーは世界的なテニス人気を拡大し、アメリカで、アメリカ人以外で人気選手となった初めてのケースと言われている
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ベースラインのプレイが基本だが、ネットプレイも上手いボレーヤーでもある
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バックハンドスマッシュ、スカイフック、ハーフボレー、ジャンプスマッシュなど強力で正確なスマッシュを武器とする
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特にそのフォアハンドは歴代最強と言われるほど威力を発揮する
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試合中のマナーやフェアプレイでの評価も高い
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慈善活動にも熱心
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テニス選手ミルカ・バブリネックと結婚している
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サッカーの熱心なファンで、地元のFCバーゼル(柿谷が所属)のファン
ラファエル・ナダル
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スペイン出身
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185cm/85kg
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現在、ランキング3位
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左利き・両手打ち
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4大大会14勝
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特にクレーコートでその強さを発揮し、全仏では5連覇を含む9勝と無類の強さを発揮している
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叔父がサッカースペイン代表のDFミゲル・アンヘル・ナダルということもあり、少年時代はサッカーの有望選手だった
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2001年、15歳でプロ入り
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2005年は飛躍の年となり、19歳の若さで全仏を制した
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強烈なスイングスピードから繰り出す重いトップスピンで、相手を後方に追い詰め、ドロップショットでしとめるパターンが一つの形
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圧倒的な運動量と早く持続力のあるフットワークで攻守に長けるアグレッシブな選手。また、テニスへの情熱を体現する選手
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そのプレースタイルは体を酷使し、膝に持病を抱えている
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しかし、彼はアグレッシブさを非常に好み、そのプレイスタイルで自分を表現している
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サッカーの大ファン
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ドラゴンボールマニアでDVDは全巻持っており、旅行にまで持ち歩くほどである
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フェデラー同様、慈善活動に熱心である
アンディ・マレー
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スコットランド出身
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190cm/84kg
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現在、ランキングは5位
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右利き・両手打ち
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2012年全米、2013年のウィンブルドンで優勝している
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ロンドン五輪では104年ぶりにイギリスのテニス・シングル部門に金メダルをもたらした
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母親がスコットランドのナショナルコーチだったため、3歳よりテニスを始める
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少年時代はサッカーでも有力な選手で、グラスゴー・レンジャーズからスカウトを受けるほどだった
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勝負強さに欠けると言われていたが、五輪での金、4大大会での優勝などでそのイメージを払しょくした
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サービス、ストローク、ネットプレー、すべてで高いレベルのプレイができる
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ミスの少ないグラウンドストローク、予測や反応に長けており、攻守の切り替えが早く、相手に合わせた戦術で勝利を重ねる優れた戦術家でもある
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BIG4の一人に数えられているが、BIG4との直接対決の勝率は40%を切っている(その他の選手だと80%を超える)
錦織圭
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日本/島根
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178cm/70kg
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右利き・両手打ち
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現在ランキング4位
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日本男子テニスに革新をもたらし、常識を打ち破った選手
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アジアのテニス界を引っ張る旗頭
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欧米の選手がほとんどの中で、アジア勢で唯一トップ勢に食い込む存在
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アメリカのIMGアカデミーを拠点にしている
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テニス選手としては小柄だが、それを補うだけの高い能力を有する
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バリエーション豊かな多彩なショット、ストロークの攻撃力、高い予測力と足の速さ、スイングスピードの速さ、相手のプレーに合わせる対応力、世界屈指のリターン力を武器にしている
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ウィニングショットの一つにはバックスピンをかけたドロップショットがある
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ベースラインから一歩前に進んでのサービスリターンでは、強烈なダウンザラインでリターンエースを奪うことが多い。それゆえ、世界屈指のリターナーの一人に挙げられる
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間合いを詰め、返球を早くすることで、相手の考える時間、予備動作のための時間を奪う
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課題の体力も近年は向上している
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サービスのスピードも200キロを突破するようになった
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最終セットの勝率が79,1%ととても高く、歴代選手トップの記録を誇っている。つまり、勝負強いということだ(2014年は9割を誇った)
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父親の指導もあり、幼い時から絶対に諦めないプレーこそ錦織の真骨頂である
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ツアータイトルは2015年メンフィスOP・2008年のデルレイビーチなど9勝を誇る日本のエース
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2015年2月に行われたメキシコOPの準優勝でランキングは4位にあがった。それ自体は画期的なことだが、グランドスラムでの優勝はない。名実ともにBIG4の壁を破ったと言えるようになるには、まだ大きな壁が待っている…