西武・田辺徳雄監督48歳。現役時代のあだ名は「おやじ」。そんな、熱血おやじ監督はどんな選手だったのか?
田辺 徳雄(たなべ のりお)監督
(当放送局ではおなじみの写真です笑 ジャイアンツの川相コーチにうりふたつ!? 優しそうな、気の良いおじさんに見えますが……実はけっこう怖い!?)
2014年、不振を招いた井原監督に変わり、シーズン途中で代行として指揮を取りました。
2015年には、正式に監督に就任しています。
昨シーズンは悪いところがすべて出てしまったようなシーズンをおくった西武。
今年は気分一新、チーム一丸での戦いが必要です。
出典:http://www.asahi.com/articles/ASGB262ZPGB2UTQP03G.html
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山梨県富士吉田市出身
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1984年、ドラフト2位で西武に入団
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森祇晶監督に見いだされ、遊撃手のレギュラーになる
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1989年には打率316を記録する。(打率3割を現役時代に3回記録している)
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黄金時代の西武の勝利に貢献した
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移籍した巨人で、2000年に引退
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2002年に西武の2軍打撃コーチに就任。中村、栗山、中島らを育てる
就任会見の様子
最下位からの厳しい船出ですが、指導経験も豊富な田辺監督。
その手腕に注目です。
そんな田辺監督が、現役時代の思い出を語っています。
出典:http://www.sankei.com/premium/news/141122/prm1411220008-n1.html
朝食から伊勢エビの味噌汁が出てきて感動した。これがプロか、って。高校と違って授業もないし、一日中野球。寝たと思ったら野球で「また野球かよ」という感覚だった。それでも球場での昼食、宿舎の夕食、夜食も全て豪華で、78キロから4キロも増えた。日野茂2軍監督から「新人は普通体重が減るものなのに、増えたのはおまえが初めてだ」と言われた。「あいつは練習してないんじゃないか」と思われただろうね。
(新人の時から精神的に図太い性格のようです。指導者としては大事な要素かもしれません。ちなみに、野村克也元監督は、選手の食べる姿を観察するそうです。例えば、楽天で大活躍した山崎などもよく食べたそうです。一方で、清原、石毛、辻といった先輩と相部屋の時は、熟睡できなかったと語っています)
出典:【キャンプ思い出】田辺監督 食べて寝て「また野球かよ」って感覚 ― スポニチ Sponichi Annex 野球
現在の1軍キャンプ地、宮崎県南郷町に行ったのはプロ11年目、もう30歳近くだった。南郷町の人との野球大会があって、現役選手では自分ただ一人が参加。軟式ボールだったからヒットは打てなかった。相手投手の投げた球が顔付近を通過して、乱闘のまねをしたんだよ。大盛り上がりで当時のニュースでも流れた。そのときの投手が南郷にある飲食店「とり金」の大将。今もそのときの写真がお店に飾ってある。キャンプではそういう交流がうれしいね。
(現役選手が野球大会に参加するというのも珍しいですね! 参加した人たちには良い思い出になったようです。素朴で飾らない田辺監督の人柄をうかがわせるエピソードです)
出典:【キャンプ思い出】田辺監督 食べて寝て「また野球かよ」って感覚 ― スポニチ Sponichi Annex 野球