日本代表・超蹴伝説 香川真司のドルトムントが降格圏を脱出。第22節には2アシストを記録しています!
W杯、アジアカップで勝利に貢献することができなかった香川真司
出典:http://www.hochi.co.jp/soccer/japan/20150124-OHT1T50013.html
(アジアカップでPKをはずした香川。敗北の瞬間、その場にうずくまった)
かつての輝きを失っています
出典:https://curation.ameba.jp/article/register?clientId=1
(ゴールを決めて喜ぶ香川。彼の楽しいサッカーを、再び見たいと思っているファンはたくさんいる)
セレッソ大阪から、ドイツの名門ボルシア・ドルトムントに移籍したのは2010年。移籍金は4000万円と格安だった。
しかし、デビューしたこの年、前半戦だけで8得点を叩きだし、前半のMVPに選出された。後半戦は怪我で出場できなかったが、チームは優勝した。
2011年は31試合に出場し、リーグ戦で13ゴールをあげた。ドルトムントはリーグ戦、国内カップ戦の2冠を達成する。ヨーロッパメディアが選ぶ年間ベストイレブンに選出された。この年が香川の絶頂期だった。
2012年にはファーガソンの目に留まり、ビッククラブであるプレミアのマンチェスターユナイテッドに移籍。リーグ戦6得点を記録した。
2013年は、香川が下降線をたどる節目のシーズンとなった。ファーガソンに変わったモイーズの戦術に合わず得点なしに終わった。
2014年にはオランダ監督を率いたファン・ハールがマンUの監督に就任。香川はついにドルトムントに放出された。
そして、W杯では精神的な弱さを見せてしまい、勝利に貢献することはなかった。
また、ドルトムントに復帰するも、チームとともに低迷した。チームは連敗を続け、単独最下位で2部降格の危機に陥っている。
2015年のアジアカップでは、得点を決めるなど前向きな材料も見られたが、UAE戦・5人目のキッカーとして蹴るもはずしてしまい日本代表のアジアカップが終わった。
出典:http://www.soccer-king.jp/news/japan/national/20150127/275578.html
(アジアカップ、UAEとのPK戦直後。この試合の敗北で、日本代表は5大会ぶりの準々決勝敗退が決まった。中央にはPKをはずして泣いている香川の姿も)
まさに、今、香川はどん底にいます。しかし、きっといつか流れは変わるはず!
どん底から這い上がれ!
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2月13日・21節、岡崎が所属するマインツとホームで対戦。4-2で勝利し、降格圏を脱出しています!
なお、香川は78分まで出場しました。
そんな香川が所属する単独最下位・ドルトムントが、20節、2月7日のフライブルク戦で、3-0で勝利。香川も1アシストを記録しています!
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(ゴール前では流れるようなパスが生まれた。香川も見事にアシストを記録)
試合後のインタビュー
(勝利について)「やはり凄く長く得られなかったことだから。ただ、もうこんな事で一喜一憂している暇はないんで、無理にでも次の試合に切り替えたい。ただ気分は悪くはないですね」
(チームについて)「上手く前線からの守備が立ち上がりからハマっていたんで、その中で相手のミスから得点が出来たことは、これ以上ない喜びと、試合をする上で運び易かった。この流れでああいうこぼれ球が来ることがなかなかないっていう中で、チャンスをものに出来たことは凄く良かった。 その後も上手く崩れずに、守備も耐えながら後半狙い通り2点目も取れたことで、もう試合が決着した感じはあった。強いチームの勝ち方と言ったら変ですけど、上手く試合をコントロールしながら出来ていたんで、これをやっぱり続けていかなきゃ行けないなと思います」
(香川の調子に関して)「僕は今、凄く良い状態ですし、今日も良い勝ち方が出来たと思っている。ただ、これを続けていくかだと思っているんで、次の試合が大事。次また頑張ります」
出典:アシストに手応え語る香川「僕は今、凄く良い状態」。久々勝利のチームには「状態は上がる」 (フットボールチャンネル) - Yahoo!ニュース
クロップ監督の談話
「良い入り方ができた。フライブルクに対しプレッシャーをかけ、自信を持ってやれていた」「私の言葉を信じるだけでなく、自分自身を信じることが必要だった」
「すべてのチャンスをものにすることはできないが、続けることが大切。今日はそれが報われた」
「安心することはできないが、喜ぶのは正しいことだ。しかし、金曜日にマインツ戦があることを忘れてはいけない」
出典:ようやく勝利のクロップ監督「自分自身を信じることが必要だった」 (フットボールチャンネル) - Yahoo!ニュース
2月22日 シュトゥットガルトとのアウェー戦に出場。2アシストを記録し、チームの3-2の勝利に大きく貢献しています!
香川の活躍を、地元メディアものきなみ好評価しています!
早くも8分に警告を受けたが、この日本人選手はプレーを楽しんだのみならず、やり通す力も強かった。最初の2点をともにアシスト。とりわけ、かかとでつないだ2点目は、輝きを放った。53分の好機では、決めておかねばならなかっただろう。だか、このパフォーマンスで、ようやくドルトムントが待ち望んでいた補強になった。『Revier Sport』
活発な日本人選手は、2アシストに成功。ゲームメーカーとして、これ以上何を望むことができようか? 最初のアシストでは、彼の足から出たボールがドンピシャでピエール・エメリク・オーバメヤンに当たるツキもあったが、ヒールで決めた2つ目は、一見の価値があるアシストだった。それ以外でも、いくつかの見せ場があった。しかしながら、53分、相手GKを前にフリーという最大の好機は、生かせずじまい。 軽率なボールロスで、あわや同点のピンチも招きかけたが、慌てたシュトゥットガルトは、あっさりとその好機をふいにした(63分)。『Westdeutsche Allgemeine』
前半に2アシストを決めた。そのうちのひとつ、かかとで決めたものは、お手本のようだった上に、効果的でもあった。完全にアシストマークがなくなった前半戦を経て、後半戦では3つ目のアシスト。これは、ドルトムントの10番が、チームとともに状態を上げつつあるということを明確に示している。至近距離からのシュートを決められなかったのは(53分)、ちょっとした批判ポイント。69分の交代は、チャンピオンズリーグ・ユヴェントス戦に向けての温存ということ。『Ruhr Nachrichten』
香川真司は残留争いの続くチームに貢献できるのでしょうか!?
残り4試合も注目です!