驚異の新人 山﨑康晃 必殺のツーシームや母親想いの理由を紹介 !
新人ながら抑えに抜擢され、横浜の首位争いの原動力となっている投手が山﨑康晃です。小学校3年生の時に両親が離婚した彼は、 女手一つで母親に育てられてきました。
「一人の人として好きです」と語る山崎は、母親想いとしても知られています。そんな山崎の経歴や、彼の大きな武器となっているツーシームについても掲載しています。
ちなみに、6月6日放送のTBS・バースデイでは、山崎の特集が放送される予定です。
山﨑康晃(やまざき やすあき)
東京都荒川区出身
1992年10月2日生まれ
177㎝/83kg
右投右打
日本人の父とフィリピン人の母を持つハーフ
小学校3年時に両親が離婚。昼夜問わずに働いた母親に育てられた。
そのため、プロ 野球選手になって、母親に恩返しするという大きな目標を持った 。
2014年ドラフト1位
帝京高校時代は、甲子園で2度のベスト8進出をはたしている。
高校卒業後に亜細亜大学に進学。
外れ一位で、抽選の結果、横浜に入団(阪神との重複)。
2015年の3月28日の巨人戦でデビュー。
3月31日の広島戦で初セーブ を挙げた。
5月8日の巨人戦では、プロ野球新人記録の9試合連続セーブを挙げる。
5月27日のオリックス戦では、プロ野球新人最多記録となる月間10セーブを挙げるなど、活躍中である。
極端なクロスステップのオーバースローから、最速152キロを投げることができる。
変化球はスピリットのようなツーシーム、カーブ 、ナックルボールを持っている。
今季30試合に投げて(6月5日現在)、1勝1敗5H19Sを挙げている。防御率は1.84
母親想いで知られ、プロ野球の寮に入る時には、商店街の人たちに「母と姉ををよろしくお願いします」と言って回ったというエ ピソードがある。
ツーシーム
速球と並んで、威力を発揮しているのがツーシームである。ツーシームはストレートと同じ軌道でシュートのように変化する。打者の手元で変化するため、芯を少しずらして、詰まらせる効果がある。しかし、山崎には一般的なツーシームの他に、シンカーのように縦に、外に落ちるツーシームも持っている。このツーシー ムを独特のインステップフォームに角度をつけて投げるため、打者には難しい球になっている。