田中恒成 日本最短プロ5戦目で世界王者へ! 対戦相手は強敵、フリアン・イエドラス!
19歳の大学生が、日本最短、プロ5戦目で世界王者を目指すということで話題となっています。その記録に挑むのは、田中恒成。WBOミニマム級2位のボクサーです。対戦相手とは、プロ戦績差が5倍から6倍あって気になるところですが、経験差をどう補うかが重要なポイントになるかもしれません。気になる相手は、メキシカンボクサーのフリアン・イエドラスになります!
田中恒成
出典:ightbox1982.blogspot.jp
岐阜県出身
1995年6月15日生まれ(19歳)
162㎝
WBO世界ミニマム級2位/東洋太平洋級王者
プロ戦績:4戦4勝(2KO)
アマチュア戦績:51戦46勝5敗(13KO)
右ボクサーファイター
所属:SOUL BOX畑中ボクシングジム
中京大学経済学部在学中
幼稚園から空手を始めて、小学校5年の時にボクシングを始める。
中京高校に進むと、1年目で山口国体優勝。
2年目でインターハイ優勝、国体2連覇、選抜優勝を飾り、高校4冠となる。
2013年にプロテスト合格。
11月にはWBOミニマム級6位・インドネシアのオスカー・レクナファからダウンを奪い、判定勝利。
2014年の3月にはWBAミニマム級12位のロネル・フェレーラス(フィリピン)に判定勝ち。
7月にはクリソン・オマヤオ(フィリピン)に1回KO勝利をおさめる。
10月には無敗の原隆二と対戦して、真っ向から打ち合う場面もあり、10回TKO勝利。東洋太平洋王座を獲得した。
2015年の5月30日には、フリアン・イエドラス(メキシコ)とのWBO世界ミニマム級王座決定戦にのぞむことが決定している。
試合に先立って「やるべきことはすべてやってきた。あとは、自分のボクシングをして、自分の気持ちを貫けるかだと思う」と意気込みを語った。
フリアン・イエドラス
メキシコ出身
1988年4月18日生まれ(26歳)
プロ戦績24勝1敗(13KO)
WBO世界ミニマム級1位
右ボクサーファイター
2009年にデビュー
多彩な角度から左右のパンチを繰り出すボクサー
相手をロープ際に追い詰めて、ディフェンスしにくいパンチを繰り出すこともある。
過去の試合ではいきなり、大きなパンチを混ぜて攻めたてることもあり、独特のリズムを持つメキシカンボクサー。
田中に対してはキャリアは少ないが危険な相手であり、スピードと右パンチに注意すると発言している。