ブルーボトルコーヒーの創始者・ジェームス・フリーマンは、昔気質の喫茶店主人!?
トピック「ブルーボトルコーヒー」について
アメリカで16店舗を展開するブルーボトルコーヒーが、東京の清澄白河に第1店舗をオープンしました。
ちなみに、現在の店舗はすべてアメリカ。今回が初めての日本進出になります。
出典:http://www.travelandleisure.com/articles/americas-coolest-coffeehouses/7
(豆の品質、抽出方法にこだわっているサードウェーブコーヒーの代表格。青いボトルのマークとシンプルなデザインの店内が特徴のカフェ。自社焙煎した豆を48時間以内に提供する。また、バリスタによりペーパードリップされたコーヒーを提供するのが大きな特徴)
【今日オープン】ブルーボトルコーヒー日本1号店は10:30時点で2時間〜2時間半待ちとのこと。入店待ちの列は店舗裏付近まで伸びています http://t.co/V7ZLwZyJr1 pic.twitter.com/dvm4DpJfBq
— Fashionsnap.com (@fashionsnap) 2015, 2月 6
(ご覧のように、開店初日は大盛況だったようです)
出典:http://www.gettyimages.co.jp/detail/sb10063046c-001
2000年以降、本格的に広まったサードウェーブ(第3の波)コーヒー。大量生産せず、焙煎して早く提供する新鮮さと高品質が売りである。また、豆の産地をブレンドせず、1か所の国や農園に限定したコーヒー豆「シングルオリジン」が特徴である。
創始者・ジェームス・フリーマン(James Freeman)
出典:http://trendy.nikkeibp.co.jp/article/pickup/20140609/1058346/
「日本に出店するのが夢だった」と語るフリーマン。
創業したサンフランシスコは、IT企業、シリコンバレーのメッカ。企業家や投資家、ビジネスマンたちは商談に、コーヒー店を選ぶことが多い。クラリネットの奏者だったフリーマンはそんなサンフランシスコで2002年に創業。店に集まる大物のIT企業家たちが、自家焙煎、高品質にこだわるフリーマンに目をつけて、投資したことから、サードウェーブコーヒーの人気に火が付き、店も16店舗まで拡大した。
「日本の喫茶店では店主が豆を選んで、自分の手でコーヒーをドリップするという文化が昔から根付いている。そういうスタイルにジェームスは影響を受けた。彼と知り合った頃から、彼はいつかずっと日本で店を開きたいと言っていたんだ」(ブライアン・ミーハン会長)
出典:スタバ以上の旋風? 「ブルーボトル」の自信 (東洋経済オンライン) - Yahoo!ニュース
実は日本通のフリーマン。東京のお気に入りの店とは……?
(渋谷の)「茶亭羽當」は、昔ながらの喫茶店なんだけど、本当に素晴らしい。それと銀座の「カフェ・ド・ランブル」、表参道の「大坊珈琲店」も大好きだね。
出典:「ブルーボトル・コーヒー」創設者ジェームス・フリーマン独占インタビュー | Tablet Magazine
フリーマンは、昔気質の喫茶店店主!?
僕はちょっとこだわり屋というか、頑固な人間なんだよ。もう少し自由気楽になろうとして、これまでどれだけ長くキツい道のりを超えてきたことやら(笑)。妻がすごくサポートしてくれるから助かってるけれど、これだっていう方法を決めたらそれ以外のやり方ではなかなかできない性で。たまにそういった習慣を破っては、いい気分になることもあるんだけれどね。
出典:「ブルーボトル・コーヒー」創設者ジェームス・フリーマン独占インタビュー | Tablet Magazine
旅先にマイコーヒー豆とマイグラウンダーを持ち歩くコーヒーマニア!?
(コーヒーグッズを持ち歩いていると、周りの人から変な目で見られないかという問いに対して)ああ、もちろん。しょっちゅうさ(笑)。どこで使うかは自分次第だけどね。でも、うん、飽きれたような顔されるのはお決まりだよ。
出典:「ブルーボトル・コーヒー」創設者ジェームス・フリーマン独占インタビュー | Tablet Magazine
このように、クラリネット奏者だったフリーマンは、大企業の創始者というより、職人気質をもった喫茶店の主人という一面があるようです。しかし、そのこだわりが、ブルーボトルコーヒー発展させているようですね。