第69回全日本体操競技団体選手権2015 男子の結果、放送、日程、注目チーム
英国で行われた世界選手権2015では、団体で金、内村が個人総合で金、床では白井が金メダルと、体操王国復権に向け、確実な歩みを進めている日本の男子体操界。レベルの高い選手たちが、団体戦で競います!
日程
11月28日13:30~予選
11月29日12:10~決勝
場所:国立代々木競技場・第一体育館
放送
11月28日12:30~17:45(日テレGタス)
11月29日13:40~15:00(日テレ)
試合結果
予選
1位:朝日生命
2位:鹿屋体育大
3位:早稲田大学
4位:筑波大学
決勝
注目チームのオーダー
コナミ:内村、山室、田中、植松、沖口、白井
順天堂:加藤、野々村、谷川、萱、市瀬、早坂
日体大:白井、岡、神本、佐藤、長谷川、鈴木
注目の演技
内村は最初の床で、丁寧な演技。着地もまとめて15,250。
内村の跳馬は、着地で前にはねて14,800。
順天堂大の萱は、得意のあん馬・ブスナリで落下。再びブスナリから挑戦して、成功。何とか最後まで演技を行い14,400。
日体大の白井の跳馬は、シライ・キムヒフンを成功させて、15,450。
第3ローテーション終了。
1位は日体大、コナミは5位
第4ローテーション終了
1位:日体大180,650
2位:徳洲会178,100
3位:順天堂大177,250
4位:朝日生命175,700
5位:コナミ174,950
第5ローテーション
第5ローテーション、1位の日体大は鉄棒。3位の順天堂、5位のコナミは平行棒。
コナミの田中は得意の平行棒で、見事な演技。15.800。
日体大は鉄棒で、1番手の岡が失敗するも、佐藤、長谷川は成功。
1位:日体大223,850
2位:徳洲会223,700
3位:順天堂222,950
4位:コナミ219.850
第6ローテーション
コナミ、順天堂は鉄棒。日体大、徳洲会は床
鉄棒は今季引退が決まっているコナミの植松です。着地で小さく一歩動きました(16.000)。内村は、コバチ、カッシーナ、コールマンを決めて、着地も微動だにせず、完璧な演技(16,250)。
優勝がかかる日体大は床です。神本は難度を落とすも、ミスなくまとめました(14,650)。2番手・岡は着地もまとめ、日体大が優勝に近づきました(15,100)。最後は白井が登場です。G難度、シライ2も決めます。吸い付くような着地で、最終の4回ひねりも完璧に決めました(16,700)。
最終順位
1位:日体大270,300
2位:順天堂大268,300
3位:徳洲会267,950
4位:コナミ267,550
5位:朝日生命
6位:早稲田大
7位:鹿屋大
8位:筑波大
日体大の成績
あん馬:44,300 吊り輪:45,100 跳馬:45,100平行棒:43,200 鉄棒:43,200 床:46,450
スポンサーリンク
出場チーム
コナミスポーツクラブ、徳洲会体操クラブ、日本体育大学、順天堂大学はシードとなり、決勝から出場する。
※その他、清風、関西、市船高校体操クラブ、仙台大、鹿屋体育第、早稲田大、筑波大、朝日生命、福岡大、相好体操クラブは予選から参加。
注目チーム
※2015年の日本の男子総合トップ3。加藤、内村、田中。
コナミスポーツクラブ:日本の体操界史上最高と評されるオールラウンダー・内村航平を擁し、優勝候補ナンバー1チームである。この他、日本代表となった田中佑典(オールラウンダー)、吊り輪などパワー系を得意とする山室光史なども所属している。
順天堂大学:コナミスポーツクラブのライバルとなるのが、順天堂大学である。世界選手権2015では怪我の影響もあり、出場種目をしぼって貢献した加藤凌平(オールラウンダー)を擁している。このほか、今シーズンは不調ながら、能力の高い野々村笙吾も所属している。
日本体育大学:床のスペシャリストであり、世界選手権でも異次元の強さを見せた白井健三を擁している。白井の場合、強い競技、苦手な競技がはっきりしている弱点があるものの、得意種目の強さは、日本では随一と言える。
☆詳しく各選手を知りたい方は…→ こちら
スポンサーリンク