大逆転劇で夏の甲子園出場の早稲田実業 清宮、監督、王貞治、斎藤祐樹など、喜びの声を掲載!
夏の甲子園2015、西東京大会、決勝戦にのぞんだ早稲田実業。清宮を擁する注目チームです。決勝では7回が終わった時点で0-5と劣勢。甲子園が遠のいたかに見えましたが、8回表に一挙8得点をあげて、終わってみれば8-6で勝利となりました。なお、早実は第1回大会に出場しており、100年目の節目にも甲子園に出場を決めたことになります。
コメント
清宮幸太郎(1年生・一塁手・20打数10安打10打点)
序盤は(東海大菅生の)勝俣さんに押され気味で、手が出せなかったが、粘りで勝てた。(8回の打席は)前のバッターにも(投手が)ストライクが入っていなかったので、落ち着いていた。詰まったが、(1,2塁間を抜けてヒットになり)いいところを抜けてくれて、やったあと思った。
(甲子園では注目されるが)期待に応えられたらと思います。ホームランも打ちたいが、状況に応じたバッティングで、ヒットの延長で入ってくれれば…。(父親の克幸氏には)あまりバッティングが良くなかったので、甲子園で暴れてきます(と言いたい)。(持っている? という問いに)チームの実力だと思う。上級生のみなさんもトレーニングしてきた。運も実力もある。
(甲子園を決めた喜びは?)この試合にこれからの人生がかかっていた。プロで活躍している選手も、1年で活躍していた。勝ててほっとしている。(涙を見せたことに関して)普段泣かないから、びっくりした。(上級生の涙で)もらい泣きしました。特別でした。
和泉監督
この大会は、今までで一番苦しかったです。(100年目の節目にあたることには)この決勝戦の前まで、一番緊張しました。自分だけの気持ちと思って心にとどめていましたが、緊張が生徒に伝わるような守りが出てしまったことも大会中にありました。生徒には申し訳ない気持ちがありました。(そんな中でも)100年前の先輩たちにも見せてやりたい、そんな思いで戦ってまいりました。(全国の舞台に立てることは)うれしくてたまりません。生徒たちは活躍してくれると思います。精一杯、やっていきたいと思います。
(8回の攻撃前には、ふだん加わらない円陣にも一緒に加わった)やれることはあれしかなかった。
(清宮に関しては…)どうしても目立ちますが、そういうのが抜けたチームになれたのでは…。清宮のあっけらかんとした性格は、スポーツでは大事。修正力もある選手。
(斎藤祐樹を擁した、2006年以来の夏の甲子園だが…)あの時も苦しい戦いだったが、斎藤というカードがあった。今年は(投手の)松本皓がゲームを作れるかどうかという状況だった。
王貞治(ソフトバンク会長)
すごいよね、8回に大逆転だったらしいね。高校野球にはよくあるけれど、よく逆転してくれた。(1年目から甲子園出場の清宮には)入っていきなり出場というのは、学校も高校野球も盛り上がる。
斎藤祐樹(日本ハム投手)
(終盤は見られなかっただけに)結果を見て驚いた。OBとして誇らしい気持ちです。最後まであきらめない素晴らしい試合でした。
野村元監督
「間違いなく2年後の、ドラフトの頭(になる選手)。(ボールの見逃し方も)いい形で見逃している。素質を感じる。構え方も堂々としている。
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