NBAファイナル2015をレポート! カリー、グリーン、トンプソン、生え抜き中心で制した素晴らしい勝利! ウォーリアーズVSキャバリアーズ
NBAファイナルの第6戦が行われ、ウォーリアーズが勝利。この結果、4勝2敗で見事に優勝をはたしました。 ファイナル第6戦のスターターを見ると、イグドラ以外の実に4人が、ウォーリアーズ生え抜きの選手達でした。そして、ウォーリアーズを率いたスティーブ・カーの積極的にシュートを放つというチームスピリッツを貫いた勝利でもありました!
※第1戦から第6戦までの速報のページは、一番下から移動できます。
第1戦キャバリーアズ100-108ウォーリアーズ
第1戦は地元の利を生かし、伏兵、スペイツなども活躍。OTにもつれるも、カリーの活躍もあって見事な勝利となります。
第2戦キャバリーアズ95-93ウォーリアーズ
第2戦は、キャバリアーズがディレイゲーム(遅い攻撃)でウォーリーアズのアップテンポな攻撃を封じます。リバウンド力で勝るキャバリアーズはその強みを生かしました。さらに、レブロンは素晴らしい活躍。デラベドバはハッスルプレーに加え、カリーを完ぺきに抑え込みます。カリーは3Pをほとんどはずし、パスのチョイスが増えて、積極性を失いました。雲行きが怪しい敗戦となりました。
第3戦キャバリーアズ96-91ウォーリアーズ
第3戦も試合の流れはキャバリアーズ。カリーの不調は続き、一方のレブロンは大爆発。一方的な展開になるも、終盤にカリーが復調。開き直って3Pを放って得点を重ね、希望の光が見えました。
第4戦キャバリーアズ82-103ウォーリアーズ
第4戦は、ファイナルを決めた1戦だと個人的には思っています。連戦からの疲れか、第3戦の最後に足を痛めたそぶりもあったのが気になりましたが、レブロンの勢いがストップ。20得点に終わり、ウォーリアーズはカリーが復調。イグドラ、グリーンも得点を重ね、まさに総合力の勝利となります。アップテンポのウォーリアーズの試合が復活できたのも大きい勝利となりました。
第5戦キャバリーアズ91-104ウォーリアーズ
2勝2敗の5部となった第5戦。途中までは互角の展開も、ウォーリアーズは第3Q終盤から得意の3P攻勢。カリーが37得点をあげ、MVPのプレーを見せました。一方のレブロンも40得点を含むトリプルダブルで孤軍奮闘も、ウォーリアーズのチーム力の前に敗れました。
第6戦キャバリーアズ97-105ウォーリアーズ
第6戦は、もうウォーリアーズの流れを止めることができませんでした。レブロンは相変わらず大活躍の32得点、18リバウンド、9アシストも、ウォーリアーズはカリー、イグドラが25得点、グリーンは16得点を含むトリプルダブルを記録。まさに、選手層の差が勝敗を分けたファイナルとなりました。カリーは見事にチャンピオンと年間MVPを獲得。イグドラはファイナル初の、レギュラーシーズン完全控えから、MVPに選ばれる快挙。まさに、チーム の名の通り、ゴールデンステイト・ウォーリアーズが黄金時代を迎えました。
カーの手腕が光り、選手層の厚さが勝敗を分け、カリーの不調からの復活があり……まさに、ウォーリアーズのファイナルになりました。
一方のレブロンは、第4戦以外、ほとんどの試合で30得点以上を決めて、トリプルダブル級の活躍。誰も、彼を攻める人はいないでしょう。ラブ、アービングという中心選手が欠けた中、勝利を目指して、責任感あるプレーを見せた彼の姿は、感動的でした。来シーズン、3人そろってプレーオフを迎えてほしいものです。
ファイナルの速報 第6戦