元巨人軍のプロ野球選手は、現在、警察官として刑事をめざし活動中! 加登脇卓真
5月16日(土)にTBSのバースデイで放送されたプロ野球選手の第2の人生。このページでは番組に登場した加登脇卓真(27)について調べています。プロ野球選手から、警察官に転身するという異色の経歴の持ち主ですが、現在は刑事になるという目標を持って活動しているようです!
加登脇卓真(かどわき たくま)
出典:http://www.oliveguyners.jp/
京都府出身
1987年6月12日生まれ
元プロ野球内野手
中学時代に全国制覇を経験
高校は北海道の北照高校に入学
1年からレギュラーとなり、投打に活躍した。高校通算本塁打数は36本で、3年の夏には南北海道大会決勝で、駒大苫小牧高校の2年生だった田中将大からホームランを放っている。しかし、甲子園に出場ははたせなかった。高校時代は140キロ台のストレートとスライダーが武器の本格右腕だった。
2005年の高校生ドラフト3位で指名されて、巨人に投手として入団。しかし、一軍出場がないまま、2008年に戦力外通告を受ける。
巨人退団後は12球団合同トライアウトに参加するも、獲得球団は現れなかった。
2009年は専門学校に進学しながら、西多摩倶楽部で内野手として活動していた。
2010年にはプロへの思いが断ち切れず、四国・九州アイランドリーグである香川オリーブガイナーズに内野手として入団。
しかし、2011年には子供ができ、公式戦終了後に経済的な理由で退団。
2013年に警視庁に入庁し、警視庁野球部の野手としてプレーしている。夢は都市対抗野球でマウンドに立つことだという。
2010年(香川):57試合出場 本塁打9 打率231
2011年(香川):56試合出場 本塁打1 打率248
警察官として…
2012年の秋に警視庁の採用試験に合格。2013年の4月から入庁しました。その後、警察学校を経て、2014年の2月より、交番に配属。業務は自転車でのパトロールや事件現場での対応、書類つくりなどでした。最初は「野球しかやっていなかったので、不安しかなかった」という加登脇。それから、初めて容疑者を摘発したのは、ペン型カメラで撮影している不審な男を発見した時でした。この後、第四機動隊に移っています。
仕事に関しては、「今は容疑者を捕まえ、困っている人を助ける。過程は違うが、人に喜んでもらうのは一緒だと思った」と語っています。また、先輩などに助けられながらの業務に関しては、「野球は自分一人では勝てない。警察官も同じで、全てがチームプレーだと思った」とも語っています。そして、「野球では地道な積み重ねが道を開くことを学んだ。この経験を生かし、聞き込みなどのわずかな情報を頼りに、凶悪犯を突き止める刑事になりたい」と今後の目標を語りました。