プロ野球 天国と地獄が3/7・16:00より放送 一場、大森、真田らドラフト1位指名のその後を追う…
2015年3月7日(土)16時00分~17時25分(テレビ朝日)が放送されます。この番組では、ドラフト1位指名されながらも、戦力外となった選手たちのその後を追っています。ここでは、番組に登場する営業マンとなった一場靖弘、巨人軍スカウトの大森剛がどのような選手だったかを調べています。
一場靖弘
出典:http://www.nikkan-gendai.com/
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群馬県出身
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桐生第一高等学校時代は正田樹に次ぐ2番手だった
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明治大学に入学すると才能が開花。4年春には79年ぶりとなる歴代2位の3けた奪三振(107個)を記録した。
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大学通算52試合出場、26勝15敗、防御率2.00という見事な成績だった
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2004年のドラフトに際し、裏金を受け取っていたことが判明(有力選手への金銭授受は慣習的に行われていた)。巨人・渡辺恒雄、横浜・砂原幸雄、阪神・久万俊二郎、それぞれオーナーが辞任する騒動に発展した。一場は、その後、自由枠で創立したばかりの楽天に入団した。
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2005年は2勝9敗、防御率5.56
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2006年は7勝14敗、防御率4,37
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2007年は6勝2敗、防御率5,37
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2008年は0勝だった。2009年に宮出とトレードでヤクルトに移籍する
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2009年1勝5敗
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2012年に戦力外となる
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看板デザインの仕事を経て、紀藤の誘いで通信機器販売会社「パーソナル電電」に営業マンとして入社
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タレントの安田芽衣子と結婚したが離婚。ネイルアーティストの一般人と結婚した
野球をやめて仕事をする一場のコメント
(プロ野球への未練…)「正直、もっと野球をやりたかったとは思いますよ。だけど、肩や股関節を痛めてしまい、もう満足のいく球は投げられない。野球選手としてより、これからの人生の方が長く、新しいことを学んで成長しないといけない、とプロを辞めてからは気持ちを切り替えました」
(楽天の優勝に関して…)「ウ~ン、とくには…。ボク自身は次のステップに進んでましたし。でも、野球は今も楽しんでます。この会社は紀藤塾って、紀藤さんがメーンでやってる野球教室があり、お手伝いをしてます。日曜日には大学の同級生が率いる常陽銀行の野球チームで、打って投げて。やっぱり気分が晴れます」
(裏金騒動について…)「オーナーさんとかと会ったこともないのに、辞めさせてしまって申し訳ない気持ちでいっぱいでした。せっかく楽天に入れてもらったのに、ろくに働けなかったのはそういう罪悪感、気持ちの面が大きかったと思います。プロに入る時に出はなをくじかれ、そのままズルズルという感じでした。自分は悪者なんだ、って萎縮してしまったんですよ。人生の最大のミスだと後悔しています。戻れるなら、大学4年の初めに戻りたいですね」
出典:日刊ゲンダイ|元楽天・一場靖弘 通信機器会社の営業マンになっていた
大森剛
出典:http://japanbaseballnews.info/
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奈良県出身
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1989年のドラフトで巨人に1位指名される。引退した中畑の「24」を継承。球団の期待は高かった
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慶應義塾大学時代は3年の春に打率.500、6本塁打、16打点と史上6人目となる三冠王に輝いている
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大森は「高校生より下の指名なんて受けない」とドラフト前に宣言したため、高校生だった元木は福岡ダイエーに1位指名され、この年のプロ入りを見送った
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この年のドラフトは野茂英雄、佐々木主浩、与田剛、佐々岡真司、潮崎哲也、古田敦也とそうそうたる顔ぶれが並ぶ大豊作の年だった(が巨人は大失敗に終わった)
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ルーキーイヤーの成績、38試合出場、打率.146、本塁打1本を筆頭に、その後も打率は1割台と低迷を続け、1999年に戦力外通行を受ける。通算8年で1軍出場は132試合、本塁打5、打率149にとどまった
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2000年からスカウトとなり、坂本勇人を進退をかけて推薦し、見事成功する
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2012年より育成部ディレクターになった
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娘はAKB48の大森美優