三段跳び 史上3人目の18mジャンパー、テディ・タムゴー
2015年の三段跳びで最も注目を浴びる、史上3人目の18mジャンパー、テディ・タムゴー。今季は北京陸上での記録更新も注目されますが、ダイヤモンドリーグにも参加します。
テディ・タムゴーの特徴として、大きな大会での、最終ジャンプでの大逆転があります。そういう意味で、彼の見せる跳躍にも注目したいと思います!
出典:http://www.runnersworld.fr/
フランス・パリ出身(ルーツはカメルーンのバミレケ族)
1986年6月15日生まれ
187㎝/82kg
種目:三段跳び/走り幅跳び
自己ベスト:18m04(屋外)・17m92(室内WR)
13歳より、Dynamic Aulnay Clubの選手として、三段跳びの競技に出場するようになる。
2007年のヨーロッパジュニアでは16m35の記録で4位。
北京五輪出場を狙うも、最終的に16m79という平凡な成績で出場を逃した。
2009年には17m58という自己ベストで、室内選手権で優勝するなど、著しい成長を遂げた。また、フランス選手権でも初優勝するなど、フランスでの地位を固めた。しかし、この年のベルリン世界陸上では、16m79という平凡な成績に終わった。
2010年3月の世界室内選手権では、最終ジャンプで17m90をマークして優勝した。
この年の6月に行われたダイヤモンドリーグでは、17m98という世界歴代3位の記録を残した。この年には、ダイヤモンドリーグで複数の大会で優勝して、年間王者となった。
2012年は骨折などがあり、ロンドン五輪に出場できなかった。
2013年はモスクワ世界陸上で、最終ジャンプで18m04という史上3人目の18mジャンプを達成して金メダルを獲得した。
優れた助走スピードがタムゴーの大きな特徴である。