遅咲き・28歳の杉田祐一がツアー初優勝! 松岡、錦織に続く日本人・史上3人目の快挙!(アンタルヤ・オープン2017)
アンタルヤ・オープン2017(ATP250・トルコ)を制したのは、28歳の杉田祐一となりました。 この大会は今季新設された大会であり、はえある第1回の優勝者として名前を刻みました。
ちなみに、2017年にツアー初優勝をとげたのは、G・ミュラー、R・ハリソン、B・コリッチがおり、杉田は4人目となりました。
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日本の選手に限ってみれば、過去にATPツアーで優勝しているのは松岡修造、錦織圭の2人だけ。 3人目のツアー優勝者として、日本のテニス史上に名前を刻みました。
アンタルヤ・オープン2017・杉田の勝ち上がり
1回戦:マシュー・エブデン(オーストラリア・272位)
2回戦:D・フェレール(スペイン・39位)
3回戦:アルトマイヤー ダニエル(ドイツ・252位)
準決勝:バグダティス(キプロス・79位)
決勝:A・マナリノ(フランス・62位)
大会を振り返れば、2回戦で第4シードのフェレールを破り、準決勝はバクダティスが途中棄権するなど、大きなポイントがありました。
今大会の第1シードは、D・ティエム(オーストリア・8位)、第2シードはP・ロレンツィ(イタリア・33位)、第3シードはF・ベルダスコ(スペイン・35位)でしたが、ティエム、ロレンツィは2回戦で姿を消しました。
このように波乱が起きたのも杉田の追い風となりました。
初優勝を成し遂げた杉田は「これは最高です。最高のテニスができました。誇りに思います」を喜びを語りました。 さらに、優勝の要因として、直前の大会・ゲリー・ウェバーで憧れのフェデラーと対戦できたことを挙げています。
そして、次なる目標として、グランドスラムでシード権(世界ランク32位・以内)を獲得したいと語りました。
杉田はこの優勝で、世界ランクが50位以内に入ることが確定しました。 これは、日本のテニスファンからすると、相当すごいことです。
そんな杉田に対し、錦織は「ストロークで弱点がなく、他の選手と打ち合える」ことを長所として挙げています。 また、ストイックで独特の世界観を持つ杉田に対し、「仙人のようで学ぶべきことがたくさんある」と尊敬の念を現しました。 さらに、サーブの向上、前に出るプレーを磨けば、トップ30、20に入る力があるとも評しています。
日本のファンにとっては、錦織圭、(怪我をしている)西岡良仁に続く、世界と戦えるプレイヤーが出たことをうれしく思います。
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