五輪におけるテニスの歴史 唯一の年間ゴールデンスラム達成者は!? 過去の日本人メダリストは!?
2016年の8月に開催されるリオ五輪、日本からは錦織圭、土居美咲が出場することが決定しています。今大会も、白熱した試合を通して、歴史に名を刻むメダリストが誕生することになります。
また、男子ではジョコビッチ、フェデラーが、キャリア・ゴールデンスラムを達成する可能性があります。
スポンサーリンク
feverblue
テニスの五輪期間:1896~、1928年~1984年は中断、1988年~再開。
19世紀末から英国、アメリカで世界選手権が行われていたテニス競技。 第1回近代オリンピック(1896年・アテネ)で行われた9種目のうちの1つがテニスでした。しかも、その中で唯一の球技がテニスでした。
1928年アムステルダム五輪より、テニスは五輪競技から外れます。「アマ」「プロ」の二極化が進んだことが理由でした。 そして、テニスが再び五輪で復活するのは、1988年のソウル五輪まで待たなくてはなりません。
資格、ルール
銅メダル決定戦は、近年では1996年より採用。
シングルスの出場枠は男女共に64名。 56名がランキング上位者。 残り8名は、国際テニス連盟が推薦。
1か国の出場は4人まで。 ダブルスは1か国2組まで。
なお、賞金はないが、ATP(WTA)ツアーのポイントは付与される。
金=750
銀=450
銅=340
ゴールデンスラム
一年で4大会を制するのが、年間グランドスラム。キャリアの中で、4大大会すべてで勝つことをキャリア(生涯)・グランドスラムと言います。
そして、4対大会に加え、五輪を制することをゴールデンスラムと言います。
年間ゴールデンスラム達成者はただ一人、女子選手のシュテフィ・グラフのみです(1988年)。
その他、キャリア・ゴールデンスラムはアンドレ・アガシ(1996年)、ラファエル・ナダル(2008年)、セリーナ・ウィリアムズ(2012年)が、シングルスで達成しています。
※2016年のジョコビッチは全豪、全仏を制しており、キャリア・ゴールデンスラムがかかります。また、年間ゴールデンスラム達成の可能性も、残されています。
近年のメダリスト
シングルス
ダブルス
日本選手の五輪
1920年(アントワープオリンピック)に日本選手は、五輪に初参加しました。そして、この五輪で、熊谷一弥がシングルス銀メダル、熊谷と柏尾誠一郎がダブルスで銀メダルを獲得、日本人が五輪で獲得した初めてのメダルでもありました。加えて、テニスにおいて、日本選手が唯一メダルを獲得した大会でもありました。
2016年リオ五輪に出場する錦織は、90年以上の時を経て、日本人としてメダル獲得に挑戦することになります。
☆錦織圭・テニス情報が満載→トップページ
☆熊谷一弥 錦織以前に存在していた伝説的プレイヤー→こちら
スポンサーリンク