十倉みゆき 女子駅伝コーチ・立命館大を史上初の5連覇に導く!
立命館大学を率い、前人未到の全日本大学女子駅伝で5連覇を達成したコーチが十倉みゆきです。その立命館を「チーム力の勝利」と解説者にいわしめた十倉みゆきについての情報をまとめています。
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十倉みゆき
京都府亀岡市出身
立命館陸上部女子駅伝チーム・コーチ
立命館大学出身
実業団時代はダイハツに所属して、1997年の高知マラソンで初優勝している。ダイハツは浅利純子もかつて所属していた。現在は世界陸上2015の代表だった前田彩里などが所属している。
選手としての実績はなかったが、一生のうちで何か一つのことに熱く打ち込める瞬間を求め、実業団に入った。選手時代は考え、迷い、不安の中で練習をしていた時もあった。そういった精一杯やった経験を生徒に伝えている。
立命館大学では、2015年に全日本大学女子駅伝対校選手権で5年連続で優勝して、史上初の5連覇を達成している。
2015年のエースは大森菜月。
実業団をやめて母校にあいさつに訪れた数日後、コーチを予定していた人物が急きょ引き受けられなくなった。そこで十倉に白羽の矢がたち、1年間のつなぎのためという理由で、コーチの就任以来がきた。
常に選手の体調に細かく気を使い、明るい姿勢でチームをけん引。合宿中には、共に食事や入浴もして、選手の話に耳を傾けることも…。
強気で常に攻める姿勢を持つ「勝負師」と評する先輩もいる。
「練習は厳しく、生活は楽しく」がモットー。
就任当初の立命館は、全国大会で15位前後と低迷、選手の目標意識も低かったという。十倉は「辛さを超えたところに感動がある」と言い聞かせ、厳しい練習や生活管理の意義を説いた。しかし、当初は聞き入れられず、もめることも多かった。
コーチとして立命館大学で戦いたい生徒のスカウトも尽力している。そして、生徒の中から世界で戦える選手も現れれば良いとも願っている。
”「競技者として活躍できる時間は、一生のうちそんなに長くありません。だからこそ妥協せず取り組み、より密度の濃い、感動の多い時を過ごしてほしい。感動こそが自分への成長の糧であり、お世話になった方々への恩返しの証になると思うから」”と語っている。
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