女子ビーチバレー 西堀健実・溝江明香ペア リオ五輪を目指す…脇役から主役へ!
現在、日本女子ビーチバレーのトップに位置しているのが、西堀健実・溝江明香ペアになります。両者の共通点は、かつて、スター選手だった浅尾美和、菅山かおると、それぞれペアを組んでいた点にあります。このページでは、西堀健実・溝江明香について、情報を掲載しています!
(なお二人については、7月18日(土)の17:00からのバースデー(TBS)で取り上げられます)
西堀健実(にしぼり たけみ)
長野県中野市出身
171cm/58kg
1981年8月20日生まれ
所属:丸善食品工業
小学校4年生の時に、双子の妹の育美と共に、バレーボールを始める。
高校に進学すると、健実はジャンプ力を生かして、スパイクで得点を決め、育美はセッターとして活躍。1999年には高校三冠を達成した。 二人は、西堀ツインズという名前で、全国的に知られるようになる。
高校卒業後は、JTマーヴェラスに所属するも、スピードを生かしたバレーができずに、2003年に姉妹で退社した。
その後は、ビーチバレーで姉妹でチームを組むが、後に解消した。
西堀健実は新たに浅尾美和と組んで、海外を転戦する。
二人の活躍は、ビーチバレーの人気を高めたが、優勝することができなかった。そのため、2009年をもって、ペアを解消した。
2010年には浦田聖子と組んで、国内ツアーの開幕戦で優勝をはたしている。
その後、溝江明香と組んで、2014年には、日本ビーチバレー界で14年ぶりとなる世界ツアーでのメダル獲得をはたしている。
溝江明香(みぞえ さやか)
東京都出身
175㎝
1990年7月16日生まれ
所属:アットホーム
小学校4年時にバレーボールを始めた。
高校の3年時に、ビーチバレーに転向した。きっかけは、川合俊一に、声をかけられたためである。
その後、2008年のジャパン女子ジュニア選手権で、優勝をはたしている。
2009年に産業能率大学に入学して、菅山かおるとペアを組んだ。しかし、すぐに、ペアを解消した。
2010年からは田中姿子と組んで、日本ツアーで最年少優勝をはたしている(19歳時)。
2013年に、西堀健実とペアを結成した。
リオ五輪に向けて…
リオ五輪には世界ランクで、上位15位までは自動的に出場できる。2014年時の彼女たちのランクは、39位だった。
また、各大陸で予選大会が行われ、1位になると出場ができる。さらに、最終予選もあり、最終的な出場チームが決まる。
五輪に出場できるかどうかは、女子ビーチバレーの人気にも関わってくるだろう。
ヨーロッパ、アメリカなどでは、五輪でも最も人気が高いスポーツの一つが、ビーチバレーである。日本やアジアでは、まだ、人気はそれほど高くない。リオ五輪に向けて、活躍が期待されるチームだ。