福島千里 足は速いが、性格は超マイペース 選手名鑑
女子、日本短距離走のエースと呼ばれるのが福島千里です。
2008年から徐々に頭角を現し始め、短距離界のエースに成長しました。しかし、世界の壁はまだ厚く、五輪では予選敗退が続いてます。
2015年は世界陸上・北京大会が行われますが、是非、好結果を期待したいところです!
福島千里
北海道中川郡幕別町出身
1988年6月27日生まれ
165㎝/52kg
種目:短距離走
所属:北海道ハイテクAC
100m、200mの日本記録保持者
小学校4年時に陸上を始める。中学時代から高校時代は、高橋萌木子に敗北を続けていた。
2007年に北海道ハイテクノロジー専門学校に入学。同校の陸上競技部に籍を置き、中村宏之コーチの元で陸上を続けている(2009年に卒業後は、同校の職員となった)。
2008年になると頭角を現し始め、11秒36という日本タイ記録を出した。
同年の92回日本陸上競技選手権大会の100m走で初優勝をはたした。
8月の北京五輪では11秒74で1次予選敗退。9月のスーパー陸上大会女子100mで、11秒70ながら優勝を飾った。
2009年はベルリン世界陸上で、11秒52で1次予選を突破した。2次予選進出は日本人女子初だった。
2010年には11秒21の日本記録を出した。また、200mでも22秒89という日本新記録を出している。
11月の広州アジア大会では、11秒33で金メダルを獲得した。
2012年のロンドン五輪では、11秒41で予選敗退となった。なお、200mも24秒14で予選で敗北している。
2014年の第98回日本選手権では、4年連続で短距離走の2冠に輝いている。
細身のピッチ型の走りをする。スタートダッシュが得意で、日本選手の中では際立っている。子供の時にスケートの経験があり、そこで養ったバランスや強靭な脚力がスタートダッシュに活かされている。
マイペースエピソードなど
サインに特徴がある。
ライバルの高橋萌木子とは友人関係にある。
2009年ベルリン世界陸上では、パスポートを忘れて、一度帰国をせざるを得なかった。
太りにくいため、一日に3000カロリーを摂取している。
体脂肪率は9%(浅田真央は7%、サッカーの長友は3%)
松岡修造にインタビューを受けた際は、かみあわない受け答えになった。
速く走る秘訣を聞かれ「とにかく速く走るんです。スー、みたいに」と答えた。 また、速さのこつを聞かれると、「スパイクとか履くと、みんな速く走れますよ」と答えている。