身長187㎝ 待望の長身GK、山根恵里奈 W杯でなでしこジャパンのキーマンになれるのか!?
W杯カナダ大会の初戦で、ベテランの海堀、福元をさしおいてスタメン起用されたGKが、山根恵里奈です。身長は187㎝と女子サッカーの中では、極めて高い身長です。男子代表並みの身長は、ゴールを守る上で、大きな武器となっています。
苦戦が予想されるなでしこジャパンにとって、救世主になれるのかに注目です!
山根恵里奈
広島県
1990年12月20日生まれ
187cm/76kg
ジェフユナイテッド市原・千葉レディース所属
当初はバレーボール部に入部を考えていたが、小学校になかった。仕方なく、サッカー部に所属することになったのが、サッカーを始めたきっかけである。サッカーを始めた当初は、DFだった。
2004年にスーパー少女プロジェクト1期生に選ばれ、、JFAアカデミー福島1期生となった。このことがきっかけで、GKに転向した。
その後、全日本女子ユースに選出されるようになる。
高校卒業後は東京電力に入社。
2009年になでしこジャパンに初選出された。
2012年より、千葉レディースに加入。2014年には28試合に出場をした。
足のサイズは、28.5㎝。
小さいころはその身長から、色々と揶揄されることもあった。しかし、最大の長所である身長を生かすことを考え、考え方もポジティブになった。
”人間である以上、やり方や使い方によっては 自分成長することもできるんじゃないかと信じてます。 そう信じて、やり続けます。 187㎝。でもこれを持ってるのもいまは私だけです。 日本の壁になりたい、それだけです。”(山根選手のブログより)
彼女のプレイを見る限り、身長を生かしたハイボールに対して、強さを発揮している。一方で、ハンドリング、飛び出す判断などは、不安が残る。とはいえ、強豪国は身長が高い選手が多い。セットプレーなどでは、彼女の身長が大きな武器になるだろう。
2015年のカナダW杯、初戦のスイス戦でスタメンとして出場。1-0の勝利に貢献した。
あこがれの選手は元オランダ代表のGKエトヴィン・ファン・デル・サールである。身長が199㎝あり、「ヨーロッパ屈指のGK」「緑の巨人」などと呼ばれた。アヤックス、ユベントス、マンチェスター・ユナイテッドなどに所属した。