5月6日 戦慄の拳・内山高志 世界タイトルV10なるか!? 相手は無敗の男 ジョムトーン・チューワッタナ
5月6日(水)テレビ東京系列で20時59分~22時48分にダブル世界タイトルマッチが行われます。メインイベントは、WBA世界スーパーフェザー級王者を9度防衛している内山高志VSジョムトーン・チューワッタナの一戦になります。このページでは、V10を目指す内山高志と、挑戦者であるジョムトーン・チューワッタナについて調べています。
速報
1R、サウスポーのジョムトーンに対し、内山は左ジャブでプレッシャーをかけていきます。さらに、ショートアッパー、ボディなどで攻撃していきます。2R:前に出てきたジョムトーンに対して、内山はカウンターの右ストレートをさく裂させます。ジョムトーンは後ろにひっくり返り、戦闘不能となりました! 内山の戦慄の拳が勝負を決めました! まさにスーパー王者、恐ろしいほどの強さでV10を達成しました!
ラウンドごとに…
1R:お互いに距離をはかるような緊迫感漂う序盤戦。互いにジャブを出しあいます。内山が1分過ぎに強烈な左、右ストレートのワンツーが顔面をとらえます。ジョムトーン、右目を気にしています。内山の強烈な右のボディに、ジョムトーンが思わず顔をしかめます。一方的な内山の流れとなりました。
2R:ジョムトーンが鋭い右ストレートを放ってきます。しかし、内山が左でガードをこじあけると、強烈な右ストレートがジョムトーンの顔面をとらえ、後ろに倒れこみ、動くことができません! ジョムトーン、眼窩底骨折の疑いです。内山は日本人、歴代最長のベルト保持になりました!
内山高志
埼玉県春日部市出身
1979年11月1日生まれ
172㎝
リーチは182㎝
WBA世界スーパーフェザー級王者
通称:ノックアウト・ダイナマイト
プロ戦績:23戦22勝1分(18KO)
アマチュア戦績:113戦91勝22敗(59KO)
少年時代は、サッカー、野球などをやっていた。
高校時代になると辰吉、川島にあこがれて、花咲徳栄高校に進学した。
高校卒業後には拓殖大学のボクシング部に入学するも、最初は補欠にも入れずに、荷物持ちをさせられていた。しかし、4年生の時には、全国アマチュアボクシング選手権で優勝をはたした。
大学を卒業すると、高知県の久保建設で事務員をしながら、2004年のアテネ五輪を目指すも、予選で敗退。一時はボクサーを引退することを考えた。
しかし、思い直して2005年にプロデビュー。
2010年には、ファン・カルロス・サルガドを12回にTKOして、WBA世界スーパーフェザー級王者を獲得。無敗のままでの王者獲得だった。
その後、9度の防衛戦を行い、7度のKOを奪って、タイトルを保持し続けている。その功績が認められ、際立った王者におくられるスーパー王者に認定された(日本人初)。
世界初挑戦のサルガドは肋骨骨折、初防衛戦のグラナドスは、右フックで顎を骨折、2度目の防衛戦であるムクリスはほお骨と鼻骨骨折、3度目の防衛戦である三浦隆司(現、WBC王者)は、「これ以上続けたら死んでます」と言わしめるジャブの連打で試合続行不可能、46戦40勝のソリスは失神KOと、鬼のような強さを見せている。
そのパンチを受けた選手は、鋭く刺さるパンチを表現することがある。
ジョムトーン・チュワタナ
タイ出身
1989年7月28日生まれ
175㎝
プロ戦績:9戦9勝4KO
ボクシングだけではなく、ムエタイの選手でもある。
ムエタイでは6冠王者であり、193勝36敗4分という戦績を残している。
また、ボクシングでは日本人を3人倒すなど、日本人相手の相性も良い。