ロジャーズ・カップ2015 見どころや注目選手、放送について紹介! 錦織も出場予定!
2015年のマスターズ・5大会目になるロジャーズ・カップ。ここまで、4大会で優勝しているジョコビッチも出場します。このジョコビッチのライバルとして期待されるのが、アンディ・マレー、スタン・ワウリンカ、錦織圭などのトップ選手になります。
錦織にとっても、マスターズの優勝は是が非でもはたしたいところ。現状はかなり高い壁ですが、飛躍を目指す錦織にとっては、結果を残したい大会になります。
ロジャーズ・カップ
マスターズ(ATP1000)
かつては、カナディアンオープンと呼ばれていた。
カナダのトロント、モントリオールで交互に開催される。
今年はモントリオールのスタッド・ユニプリックスで行われる。
1881年から開催されている伝統的な大会である。
開催期間:8月10日~8月16日
歴代優勝者
2014年:ジョー=ウィルフリード・ツォンガ
2013年:ラファエル・ナダル
2012年:ノバク・ジョコビッチ
2011年:ノバク・ジョコビッチ
2010年:アンディ・マレー
放送 NHK・BS1/GAORA
主要試合時間は25:30~12:30
1回戦:8月10日(月)
1・2回戦:8月11日(火)
2回戦:8月12日(水)
3回戦:8月13日(木)
準々決勝:8月14日(金)~8月15日(土)
準決勝:8月15日(土)~8月16日(日)
決 勝 8月16日(日)
2015年度マスターズ優勝者
BNPバリバOP:ジョコビッチ
マイアミOP:ジョコビッチ
モンテカルロ:ジョコビッチ
マドリードOP:アンディ・マレー
ローマ:ジョコビッチ
以上のように、今季のマスターズは5大会行われているが、4大会でノバク・ジョコビッチが優勝しており、圧倒的な強さを見せている。また、マレーが優勝したマドリードOPでは、ジョコビッチが欠場していた。 そのため、ジョコビッチを倒せる選手が出てくるのかが、4大大会同様に注目となるだろう。
注目選手
ノバク・ジョコビッチ
セルビア出身
ランキング:1位
今季成績:47勝3敗
1強時代を築きつつある王者。 食事改善で得た柔軟性、攻守一体のストローク、精度の高いサーブ、強靭なフットワークとスタミナ、強固な精神力など、極めて高いレベルで進化するプレイヤー。
今季は全豪OP、ウィンブルドン、マスターズでは4つの大会で優勝している。まさに死角なしの強さを誇る。
ただ、今季はイボ・カルロビッチに敗戦し、ウィンブルドンではケビン・アンダーソンに追い込まれるなど、長身のビックサーバーには苦戦している印象がある。
☆ジョコビッチをもっと知るには…→ジョコビッチ・ストーリー1
錦織圭
日本出身
ランキング:4位
今季成績:41勝9敗(棄権2)
優勝:バルセロナOP・メンフィスOP・シティ・オープン
2014年の全米OPでは決勝に進出し、マスターズ、グランドスラム制覇も近いという意見もあった。しかし、その後はトップ選手にも研究される別次元の戦いに足を踏み入れた。
今季は、ジョコビッチ、マレー、ワウリンカなどにライバルと認められ、対策を練られた結果、敗北を喫している。トップ4の壁を破ることが、錦織の目標となる。
☆研究された錦織、マイケル・チャンと共にさらにその上へ!…→こちら
ジョー=ウィルフリード・ツォンガ
フランス出身
ランキング:24位
今季成績:13勝7敗
2014年のマスターズでは、BIG4以外で優勝した2人のうちの1人。このロジャーズ・カップは、ディフェンディングチャンピオンとしてのぞむ。
現役選手の中で、BIG4を全員破っている数少ない一人でもある。
今季は出場試合数こそ少ないが、全仏OPでは錦織を破ってベスト4まで勝ち進んでいる。スピードあるサーブ、強力なフォアハンドなど、実力はトップ選手も警戒するほどである。今季は両ひざのコンディションともうまく付き合っているようだ。
ミロシュ・ラオニッチ
カナダ
ランキング:10位
今季成績:24勝10敗
今季は怪我などもあり、いまいち乗り切れていないが、錦織と共に若手世代のトップ選手の一人である。代名詞のビックサーブを武器に、エースを量産する。
自国での開催になるため、大会の顔となっている。
今季のマスターズでは、 BNPパリバ・オープンで準決勝まで進んだが、フェデラーに敗れている。また、錦織と同様に、トップ4の壁に当たっている印象がある。
ラオニッチにとっても、胸に期する大会になりそうだ。
ちなみに、2013年のこの大会では、ナダルに敗れて準優勝だった。
☆トップ10選手の選手名鑑→こちら
主な出場選手
トップ10選手で欠場が決まっているのは、2位のロジャー・フェデラーである。また、エントリーリストに9位のマリン・チリッチの名前もない。基本的にはマスターズには、トップ30の選手が参加することを義務付けられている。ただ、フェデラーのようにベテランで実績を残した選手は、例外となっている。
ノバク・ジョコビッチ(1位)
アンディ・マレー(3位)
スタン・ワウリンカ(4位)
錦織圭(5位)
トマシュ・ベルディヒ(6位)
ダビド・フェレール(7位)
ミロシュ・ラオニッチ(8位)
ラファエル・ナダル(10位)
ジル・シモン(11位)
ジョー=ウィルフリード・ツォンガ(12位)
リシャール・ガスケ(13位)
ダビド・ゴフィン(14位)
ケビン・アンダーソン(15位)
グリゴール・ディミトロフ(16位)
ガエル・モンフィス(17位)
フェリシアーノ・ロペス(18位)
ジョン・イスナー(19位)
ヴィクトル・トロイキ(20位)他
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