6月18日全米OPゴルフ開幕! 参戦する松山英樹、石川遼、藤田、薗田、川村ら日本勢を全員紹介!
6月18日、23:00からいよいよ全米OPが始まります。日本からは松山、石川らが参加します。
松山は全英OP・マスターズで5位に入る健闘を見せており、今大会でどこまで順位を伸ばすかに期待が集まっています。その他、ベテランの藤田なども参加するため、日本勢の活躍にも注目が集まります!
松山 英樹
愛媛県松山市出身
180cm/82kg
1992年2月25日生まれ
現在の世界ランキング:14位
明徳義塾高校・東北福祉大学卒業
所属:レクサス(トヨタ)
性格は天然ボケだが、物おじしない度胸があるタイプ
趣味は野球とボウリング
あこがれの選手はイチローとタイガー・ウッズ、宮里藍
デビューした2013年に日本ツアーで賞金王ほか、9冠を達成した。この年は大学のゴルフ部主将もつとめていた
プロの評価
青木功:プロの世界は甘くないと言っていたが、松山の活躍に舌を巻き、「あいつはうんめぇ!」と絶賛。その勝負強さ、パットのうまさを賞賛した
宮本勝昌:めぐまれた体格を生かした飛距離に驚愕し、「キャリーで300ヤードを打てるかもしれない。300ヤードの飛距離でマネジメントができる可能性を持っている」とやはり絶賛した
2014年のオーガスタでは初日に39パットを叩き、予選落ちを喫した。オーガスタに関しては、
”「必要なものはすべてだと思いますが、敢えて言うならパッティングですね。パッティングと気持ちのコントロールの仕方が大切だと思っています。
今年で4回目の出場になるので、コースは頭に入っている。どこに打てばいいのかが分かってきてはいるので、あとは何回打っても同じところに打てる技術を持っていきたいと思っています。
鍵となるホールは、これも毎ホールという感じですが、特に1番は大事だと感じています。あとはパー5でどれだけスコアを伸ばせるかがポイントですね。昨年が本当に良くなかったので、今年は予選通過は当たり前だと思っていますし、優勝を目指して調整していきたいと思っています」”と意気込みを語っていた。
そして、迎えた2015年のオーガスタでは見事に、5位に食い込んだ。
この他、フェニックスオープンでは2位、ノーザントラストオープンでは4位と、その勝負強さをアメリカでも発揮している。
石川遼
埼玉県出身
1991年9月17日生まれ(23歳)
175㎝/72kg
現在の世界ランキング:156位
6歳の頃から父にゴルフ場につれていかれ、のめりこんでいく。
小学校時代はサッカー、園芸委員会に所属。
中学時代はゴルフ部がなく、陸上部に所属していた。
2007年の高校生の時に、アマチュアとして参加したマンシングウェアオープン KSBカップで逆転優勝をはたす。日本のプロゴルフだけではなく世界最年少優勝を記録(15歳245)。メディアは、こぞってハニカミ王子とニックネームとつけて、センセーショナルに報道した。
2008年の16歳の時にプロに転向。
2008年の関西オープンで初優勝。この年賞金ランキングは5位となり、史上最年少で1億円突破。
2012年に三井住友VISA太平洋マスターズでツアー10勝目を飾る(史上最年少)。
2015年は米国を主戦場に戦っているが、ザ・プレーヤーズ選手権の8位が最高成績で、予選落ちも目立っている。
藤田寛之(ふじた ひろゆき)
福岡県出身
1969年6月16日生まれ
168㎝/70kg
得意クラブ:パター
所属:葛城GC
現在の世界ランキング:171位
高校1年からゴルフを始める。
2010年にゴルフ日本シリーズJTカップで優勝して、初のメジャータイトルを獲得した。
2012年には日本シリーズ3連覇など、4勝をマークして賞金王を獲得した。
20代の頃はテレビに映らず無名の時代が続いた。
身体能力に恵まれていないが、それを補うリカバリーアプローチ、ショートショット、パッティングなどを得意としている(パットは3種類の違うパターを使い分ける)。
趣味はアウトドアと釣りで、朝食はフレンチトーストが大好物である。
「俺は家族より、ゴルフを取る」「仕事と家庭は両立しないが僕の持論」というように、ストイックなほどゴルフの練習に取り組む。そんな藤田と妻の優合子さんは、「誠実な人柄にひかれて」結婚したという。
「毎日、ゴルフばっかりして馬鹿な旦那です」という藤田。「いつも僕のやりたいようにやらしてくれる。奥さんには感謝しないといけません」と、妻への感謝を口にしている。
2015年は日本ツアーに参加しているが、成績は芳しくない。
薗田 峻輔
東京都大田区出身
1989年9月26日生まれ(25歳)
178㎝/85kg
現在の世界ランキング:488位
3歳の時から、シングルプレイヤーの父親にゴルフの英才教育を受けていた。
10歳の時に、近所にジャックニクラウスゴルフセンターができると、レッスンプロであるトッド・ベイカーから本格的にゴルフを学んだ。
中学時には2年間、オーストラリアにゴルフ留学を経験している。
杉並学院高等学校時代、2年後輩には石川遼がいた。石川とは小学校の頃から知り合いだった。
学生時代の愛称はKINGで、各大会で優勝していた。
明治大学ではゴルフ部に所属し、2年生の時にプロに転向した。
2010年のフジサンケイクラシック、最終日、1位で最終ホールに突入。しかし、アプローチを失敗して難度の高いラフにいれてしまう。この時、プロゴルファー猿でおなじみの旗包みを披露して、観客を驚かせた。試合は石川遼とプレーオフに突入するも、短いパットをはずして敗れた。
今季は国内ツアーに参加している。
川村 昌弘
三重県出身
1993年6月25日生まれ
172㎝/72kg
クラブ:タイリスト
現在の世界ランキング:416位
ツアー1勝
プロ転向は2011年
5歳かゴルフを始める。
2013年のパナソニックオープンでツアー初優勝。20歳3か月での優勝で、石川遼、松山英樹に次ぐ最年少記録。
安定したプレーとタフな精神力に定評がある。
2015年はアフラシアバンク・モーリシャスオープン(欧州)で4位の成績を残している。