BNLイタリア国際2015 錦織の3回戦の相手は、今季敗戦しているロペスVSトロイキの勝者
BNLイタリア国際2015、錦織の初戦がいよいよ始まります。全仏OPの前哨戦という位置づけの大会だけに、良い試合をしてはずみをつけたいところです。まずは、初戦のイリ・ベセリ戦に集中する必要がありますが、その試合に勝つと3回戦で、ロペスとトロイキの勝者との対戦になります。
両者とも今季、対戦経験がある相手ですが、フェリシアーノ・ロペスには敗戦しているだけに、どちらが勝ち上がってくるか気になるところです。
フェリシアーノ・ロペス
スペイン出身
1981年9月20日生まれ
188cm/85kg
左利き・方手打ち
現在、ランキングは13位
今季の成績は14勝10敗
33歳にしてランキングを更新する、老いてなお盛んなベテラン。
サーフ&ボレーを得意としている。
伝統的にクレーコートを得意とするスペイン勢にあって、芝(グラス)を得意とする珍しいタイプ。
強烈なサーブも武器であり、サービスゲームでは自分のペースに持ち込んで戦える能力を持っている。
2008年にはデビス杯で、スペインを優勝に導いた代表の1人だった。
2015年のBNPバリパOPベスト16では、緩急を用い、スライスを多用して錦織のリズムを崩してストレートで破っている。→速報:錦織VSロペス
ヴィクトル・トロイキ(ビクトル・トロイツキ)
セルビア出身
1986年2月10日生まれ
193cm/86kg
右利き/両手打ち ランキング34位(自己最高は12位)
今季の成績は15勝10敗
弁護士である父親と経済学者の母親を持つ。
2010年モスクワ、2015年シドニー(共に250シリーズ)で優勝している。
フィジカルを押し出すパワータイプの選手
強力なサービスとストロークが武器
2013年にはドーピング検査を拒否して、1年間の出場停止処分を受けたことがある。その時には、ジョコビッチが彼を強く擁護した。
ジョコビッチとは一緒に練習するなど、仲が良い間柄のようだ。
最期の詰めが甘く、相手を追い詰めてから負ける試合も複数あるのが弱点
2015年にはマイアミOP3回戦で錦織と対戦するもストレート負けを喫している。今季は目立った成績は残せていない。
☆マイアミOP3回戦・錦織VSトロイキの速報→こちら