世界卓球2015 男子シングルス準々決勝 水谷の相手は中国最強の問題児、張継科
世界卓球2015、日本代表、男子のエース・水谷隼はここまで、苦しい試合もありながらも、勝負強さを見せて勝ち進んできています。しかし、準々決勝の相手は、中国3強の一人で、世界卓球2連覇をはたしている張継科との対戦となります。この選手ですが、試合以外でも何かと物議をかもす、問題児でもあるようです。ここでは、水谷の対戦相手である張継科を調べています。
張継科(チャン・ジィカ)
出典:http://www.butterfly.co.jp/
中国出身
1988年2月16日生まれ
世界ランキング3位
名前「ジィカ」の由来はサッカー選手の「ジーコ」である。父親がサッカー選手になってほしくて付けたという。
逆横回転系のサービスから、両ハンドのドライブが切れ味抜群である。特にバックハンドは強力で、相手にとっては脅威である。台上のバックドライブは、彼の代名詞となっている。また、中国のトップ選手らしく、フットワーク抜群で、コート全面をフォアでカバーできる守備力も備える。
また、極めて勝負強い選手であり、2011年、2013年の世界卓球シングルス2連覇、ロンドン五輪金メダルなど、大舞台で強いのが特徴である。
一方で、そのパフォーマンスは時に度が過ぎることがある。例えば2011年の世界卓球では、優勝するとユニフォームを破り捨てた。2012年のロンドン五輪では走り出して、表彰台にキス。2013年の世界選手権では、優勝を決めるとフェンスに走って行ってキックをして破壊。しかも、逆側のフェンスにもキックをみまった。そして、最後はお決まりのユニフォームを破り捨てるパフォーマンスを披露した。この態度に、観客からは拍手とブーイングが沸き起こった。その後、張継科は優勝会見の第1声で、謝罪をする羽目になったのだった。