世界卓球2015シングルス4回戦&準々決勝 伊藤美誠のビレンコ、李暁霞戦 試合内容
世界卓球2015では、14歳の中学生、伊藤美誠がここまで素晴らしい戦いでシングル戦を勝ちあがっています。このページでは、4回戦のビレンコ(ウクライナ・2回戦で福原愛を破っている)、準々決勝の李暁霞(中国)との戦いの得点経過などを書いています。李暁霞はロンドン五輪の金メダリストであり、前回の世界卓球シングルスの金メダリストでもあります。まさに、現在の頂点に立つ選手と言えるでしょう。
〇伊藤美誠VS×ビレンコ
4-1
〇第1セット:伊藤のフォアが威力を発揮します…また、相手を下げて、バックハンドで短いボールをいれる形でもポイントを取っていきます…最後はフォアの強打で決めます!
1-0 1-1 2-1 3-1 4-1 5-1 6-1 6-2 6-3 7-3 8-3 9-3 10-3 10-4 10-5 11-5
〇第2セット:伊藤はスマッシュ、フォアの強打、前後の揺さぶりなどを使い、ビレンコに対し主導権を握ってます…終盤の勝負どころでも伊藤のフォアの強打が決まり、セットをものにしました!
1-0 2-0 3-0 3-1 4-1 5-1 5-2 6-2 6-3 6-4 6-5 6-6 7-6 7-7 8-7 9-7 9-8 10-8 11-8
×第3セット:このセットも伊藤の強打が決まります。また、ミドルへのレシーブも効果を発揮しています。ビレンコはたまらず、タイムアウトで流れを変えたいところです…ビレンコはカットだけではなく、強打で打開をはかります…ビレンコが逆転…伊藤がフォアの連打、流し打ちで追いつきます!…ビレンコがミスもあり、伊藤が追いつきます8-8…最後は伊藤がアウト
1-0 2-0 3-0 3-1 3-2 3-3 3-4 4-4 4-5 5-5 5-6 5-7 5-8 6-8 7-8 8-8 8-9 9-9 9-10 10-10 10-11 10-12
〇第4セット:カットマンのビレンコですが、流れを変えるために攻撃も仕掛けてきています…伊藤はどう対応するでしょか!?…伊藤のスマッシュは相変わらず、効果を発揮しています4-0…ビレンコは下回転のカットを多用して、ポイントを重ねます…伊藤は自分の形にして、攻めています…ビレンコのカットも再び、リズムを出して同点8-8…最後は接戦になるも、見事なスマッシュで取りました!
1-0 2-0 3-0 4-0 4-1 4-2 4-3 5-3 6-3 7-3 7-4 7-5 7-6 7-7 7-8 8-8 9-8 10-8 10-9 11-9
〇第5セット:良い流れできている伊藤、この勢いのまま、押し切れるでしょうか!?…中盤まで接戦です8-8…伊藤がレシーブで崩して、フォアの強打で10-9…最後も伊藤が決め切り、勝利しました!
0-1 1-1 2-1 2-2 3-2 4-2 4-3 5-3 5-4 5-5 5-6 6-6 6-7 7-7 8-7 8-8 8-9 9-9 10-9 10-10 11-10 12-10
×伊藤美誠VS〇李暁霞(中国・ランキング3位・ロンドン五輪・金メダル)
2-4
〇第1セット:李の圧力がすごいものの、伊藤も善戦して接戦9-9…最後は李がフォアをアウト。今大会初めて、李がセットを落としました!
1-0 2-0 2-1 3-1 3-2 3-3 3-4 3-5 4-5 5-5 5-6 6-6 6-7 6-8 6-9 7-9 8-9 9-9 10-9 11-9
〇第2セット:序盤、強烈な李のバックハンドがさく裂…伊藤がラリーでも互角の打ち合いを見せています…伊藤のクイックリターンで8-8に追いつきます!…伊藤が見事なラリーを見せ、12-12…伊藤がバックハンドの強打で14-14…最後は得意のフォアの強打で伊藤が取ります!
0-1 0-2 1-2 1-3 2-3 3-3 3-4 4-4 4-5 5-5 5-6 6-6 6-7 6-8 7-8 8-8 9-8 9-9 10-9 10-10 11-10 11-11 11-12 12-12 12-13 13-13 13-14 14-14 15-14 16-14
×第3セット:李の強力な強打が、押し込んできます…このセットは一方的でした
0-1 0-2 0-3 1-3 1-4 2-4 2-5 2-6 2-7 2-8 2-9 2-10 2-11
×第4セット:李が伊藤のフォア側を攻めるようになっています…伊藤が序盤にリードするも、李がフォアの強打で流れを戻してきます…終盤は李の多彩なサーブに、伊藤が苦しめられました
1-0 2-0 2-1 2-2 3-2 4-2 5-2 5-3 5-4 5-5 5-6 6-6 6-7 6-8 6-9 6-10 7-10 7-11
×第5セット:李が対応力があがり、ドライブの回転量なども増して威力あるボールを打てるようになっています。伊藤がフォアの対応を変え、8-8と追いつきます。バックハンドレシーブの強打で伊藤が逆転…しかし、最後は李が逆転
0-1 1-1 2-1 2-2 2-3 2-4 2-5 3-5 4-5 4-6 5-6 5-7 6-7 6-8 7-8 8-8 8-9 8-10 9-10 10-10 11-10 11-11 11-12 11-13
×第6セット:李がリズムをつかみ、強打で伊藤を台から下げます…最後は伊藤のミスが出て、流れを取り戻せませんでした…
0-1 0-2 1-2 1-3 1-4 1-5 2-5 2-6 2-7 2-8 2-9 2-10 2-11