メキシコOP 決勝の相手は大会3連覇している『リトル・ビースト』ダビド・フェレール!
メキシコOPもいよいよ佳境に近づいてきています!
ダビド・フェレールは真の強豪の一人。175cmと欧米出身の選手としては小柄ですが、体格を補う体力と精神力が武器の選手。メキシコOPを過去3連覇している優勝候補です。
錦織選手は全豪ベスト16で戦い、良い試合内容で勝っています。
ダビド・フェレールとはストロークの打ち合いになることが多く、錦織選手にとってはやりやすい相手だと自らも語っています。テニス内容がよくなりやすいのです。
一方の、ライアン・ハリソンとはメンフィスOPの2回戦で対戦。第1ゲームを落とす厳しい試合でしたが、逆転で勝利を飾っています。IMGで共に練習した間柄で、仲も良いそうですが、ハリソンは着実に力をつけている若手で、油断できない相手です。
この両者の戦いも興味深いです(28日13:00開始予定)
そして、試合は終わり2-1でダビド・フェレールが勝利しました!
決勝はストローク戦の好ゲームが期待されます!
ダビド・フェレール
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スペイン出身のプレイヤー
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右利き・バックハンドストロークは両手打ち
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175cm/73kgと小柄なプレイヤー
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現在の世界ランキングは9位(最高は3位)
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2015年・1月の全豪OPで錦織と対戦したのは記憶に新しいところ(錦織が勝利している)
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『リトルビースト』という異名を持つ、屈指のリターナー
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強靭なスタミナ、安定したメンタル、勝負強さを持つ選手
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とにかく粘り強いストロークが信条でミスも少ない
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ポジショニングも良く、ハードコートでも結果を出す
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2010年から12年まで、この大会を3連覇している
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ツアーシングルス21勝の真の実力者の一人
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2013年全仏で準優勝
ライアン・ハリソン
出典:http://www.gettyimages.co.jp
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世界ランキング169位
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182cm/74kg
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アメリカ出身
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テニスを始めたのは2歳の時
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父親もプロテニス選手
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アメリカの次代を担う若手の一人
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錦織と同じIMGアカデミー出身
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そのため、一緒に練習したこともあり、仲が良い。良い意味でのライバル関係にあった
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負けん気が強く、勝気な性格で攻撃を好む
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強いサービスと強力なフォアハンドを軸に攻撃する
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集中力にやや難があり、ミスが増えると自滅することがある
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メンフィスOPでは2回戦で錦織と対戦している。成績は錦織の3-6/6-3/6-4と不調ということもあり、厳しい試合だったが錦織が勝利している
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今大会は準々決勝で第6シードのイボ カルロビッチ(23位)を破り、成長を印象付けている
→錦織が2回戦を突破! ライアン・ハリソンに苦戦しながらも勝利しました!