生みの親を知らない孤独からの飛翔 棒高跳び・ラファエル・マルセル・ホルツデッペ
2015年は北京での世界陸上が控えています。いつもより、陸上に注目が集まりそうな年ですが、5月より、一足早くダイヤモンドリーグが始まります。陸上の花形競技の一つである棒高跳びでは、ルノー・ラビレニと共にトップ選手であるホルツデッペとの対決に注目が集まります。
ドイツ出身
1989年9月28日生まれ
181㎝/79kg
種目:棒高跳び
2013年世界陸上金メダリスト
生後間もなくドイツ人夫婦の養子となる。
小学生の時に地元のクラブ・LAZツヴァイブリュッケンに入部した。
棒高跳びは10歳の時に始めたが、他には柔道、バスケット、体操をやっていた。
1989年には5m40を記録して、世界ジュニアで優勝をはたす。
北京五輪では5m60㎝を飛んで8位入賞
2012年には自己ベストを5m91に伸ばした。
2013年にはモスクワ世界陸上で5m89㎝を跳んで優勝した。ルノー・ラビレノとは、試技数の差での勝利だった。
この勝利により、棒高跳び史上初の世界選手権、ジュニア選手権2冠の選手となった。