みんなのトレンド 4月11日「電王戦」プロ棋士が3勝2敗でコンピューターに勝利も、21手で投了という注文試合に!?
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2勝2敗で迎えた「電王戦ファイナル」最終局、プロ棋士側の大将として登場したのは、イケメン棋士としても有名な阿久津八段でした。阿久津八段は、将棋ソフトの「AWAKE」に対し、弱点と言われている「自陣にあえて隙をつくって、ソフトに角を指させて捕獲するという戦法」を採用。この戦法事態はアマチュアが発見しており、公になっているものでした。
この戦法から角を奪われた 「AWAKE」のプログラマーである巨瀬さんは、即刻投了。
”「ハメられる形の中でもかなり損している局面。あのまま指し進めても勝ち目はなかった」「すでにアマチュアが指して知られているハメ手をプロが指してしまうのは、プロの存在意義を脅かすことになるのでは」「一番悪い手を引き出して勝つというのは、何の意味もないソフトの使い方」”とプロ棋士批判ともとれる発言をしています。
これに対して、阿久津八段は”「(ハメ手について)人間相手にはやらない作戦のため葛藤もあった」「事前にソフトを貸し出していただくというルールの中で、自分にできる最善ということでこの作戦を選びました」と回答。
ニコニコ生放送のコメントでも「勝つために最善を尽くすのがプロである」”と答えています。
出典:ねとらぼ
今大会では、プロ棋士側がソフトの弱点をつくという作戦を繰り出し、以前のように真っ向で将棋で勝つという流れから変わった趣もあります。「勝負に徹するか」「将棋に徹するか」違いが出た大会となりました。
街の声
これまでの電王戦では棋士も勝負の内容にこだわってきたけど、それでは簡単に勝てないことは明らか。今はソフトに勝つこと自体に意味があるから、あくまで勝負に徹してもいいんじゃないかな。
敗戦後のコメントは、阿久津さんに対して本当に失礼。 そして開発者権限で投了したのは、ご自分の開発したソフトに対しても失礼だと思います。 あの後どう挽回していくか、期待していたのは私だけではないはず。 開発者自らがその可能性を断つようなことをするとは…。 がっかりです。
開発者が勝手に角がタダで取られると勘違いしているだけである。実際は先手の王の位置はよくないし、角と銀を交換する手順もあるし、あの後勝ちきるのは相当大変なのである。コンピュータの考える時間もたっぷりあるし、あそこで投了したのは大変な間違いである。プロが有利なのは間違いないがあの後こそが見たかったものである。
勝利というものが目の前にあるのに、それを掴まない勝負師はいない。 プロ棋士になるために想像を絶する努力をされてきたことだろう。 そういう意味で人間のプライドと強さを見た。
巨瀬さんメッチャ批判されてるが、彼の気持ちも分かる部分はある。 ただこれは勝負。練習対局ではない。 阿久津さんの採った手段を非難はできないと思う。 阿久津さんがあの手段を採って負けたら、ものすごい批判されたはず。 そういう意味では阿久津さんは相当度胸を決めた上での作戦だったはず。
出典:電王戦最終局、異例の「21手投了」に至ったAWAKEの真意は 「一番悪い手を引き出して勝っても意味ない」 (ねとらぼ)のコメント一覧 - Yahoo!ニュース
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