モハメド・ファラー 中距離走のナンバー1 オレゴン・プロジェクト所属 選手名鑑
モハメド・ファラーは中距離走で多くの金メダルを獲得している選手です。また、オレゴン・プロジェクトに参加することで、その実力を伸ばしてきました。世界陸上2015、リオ五輪での活躍も期待されるています!
モハメド・ファラー
国籍:イギリス(出生はソマリア)
175㎝/65kg
1983年3月23日生まれ
中距離走
記録:12分53秒11(5000m)/26分46秒57(10000m)
2008年の北京五輪では、英国代表として5000mに出場するも、予選で敗退している。
2009年にはヨーロッパ・チーム選手権5000mで優勝。
2009年のベルリン世界陸上では、13分19秒69で7位入賞。
2010年にはヨーロッパ陸上で5000m、10000mで優勝。
2011年のテグ世界陸上では、10000mで銀メダル、5000mで金メダルを獲得。
2011年よりナイキのナイキ・オレゴン・プロジェクトに参加して、ルベルト・サラザールの指導を受けている(サラザールは、かつての男子マラソン世界最高記録保持者)
2012年にはロンドン五輪で、5000m、10000mで金メダルを獲得。
2013年のモスクワ世界陸上でも5000m、10000mで金メダルを獲得している。
ラストスパートで、驚異的なラップを出して勝利を得ることができる。
シューズはナイキ・ズーム系のものをはいている。
ソマリアから英国に移住した際に、双子の兄と生き別れるも、後に再会をはたしている。その時には「僕たちは10年たっても変わっていなかった。ずっとつながっていたんだ」と語っている。
2014年のニューヨークのハーフマラソンでは、激しく転倒。
それでも、”「転倒のせいで、かなりのダメージを受けた。最後の6キロくらいは少し苦戦したよ。そこで星が見えていたんだ。すべて鮮明ではなかったけれど。とにかく前進したかった。走るのを止めて棄権したくなかったんだ」”と語った。内戦で苦しむソマリアから移住したファラーにとって、走ることにはいろいろな意味があるようだ。
引用:AFPBB News
ナイキ・オレゴン・プロジェクトとは…
※それぞれの決めポーズをとるファラーとボルト
長期的視野で育成
良いトレーニングパートナーとの練習
美しいランニングフォームへの取り組み
短距離トレーニングも行う。
メンタルトレーニングも取り入れる。
ファラーのような中距離選手でも、400mのインターバル走や100mを11秒台で走るようなトレーニングも行う。
ゲーレン・ラップ(アメリカ)なども所属している。