デビスカップ2015VSカナダ 大会概要と日本選手を紹介! 錦織・添田・伊藤・内山
デビスカップ(略称はデ杯・正式はデビスカップbyBNPパリバ)
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名称は優勝杯を寄贈したドワイト・デービスにちなんでいる
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現在の協賛はBNPパリバ
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女子の国別対抗戦はフェドカップと呼ばれる
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出場国は16か国
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1年を通して、1回戦、準々決勝、準決勝、決勝を行う
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各国の代表は4名
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各試合5セットマッチ
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1日目がシングルス2試合・2日目がダブルス・3日目はシングルス2試合となる
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先に3試合を取ると勝利
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基本的に開催は交互の国で行う(過去に対戦がない場合などは抽選となる)
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サーフェスの選択は開催国にある。例えばクレーが得意なナダルがいるスペインはクレーコートを選択するし、速いコートを伝統的に得意とするアメリカはハードコートを選択することが多い
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近々5年の優勝国は2010年セルビア、11年スペイン、12年・13年チェコ、14年スイスとなっている
日時:3月6日(金)~3月8日(日)
場所:カナダのバンクーバー
ワールドグループ1回戦:日本VSカナダ
放送:WOWOW:3/7(午前6:45)・3/8(午前5:55)・3/9(午前4:55)
主力:錦織圭(日本)/ミオス・ラオニッチ
日本選手:添田豪・伊藤竜馬・内山靖崇
カナダ選手:バセック・ポスピシル・フランク・ダンチェビッチ・ダニエル・ネスター
昨年は東京の有明コロシアムで行われ、カナダが主力を欠いたため、日本が4勝1敗で勝利して8強に進みました。今回は両国ともに主力が参加するので、より白熱した試合になるのではないでしょうか。
選手紹介/日本
錦織圭(にしこり けい)
出典:http://www.gettyimages.co.jp
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日本/島根
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178cm/70kg
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右利き・両手打ち
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現在ランキング4位
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日本男子テニスに革新をもたらし、常識を打ち破った選手
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アメリカのIMGアカデミーを拠点にしている
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テニス選手としては小柄だが、それを補うだけの高い能力を有する
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バリエーション豊かな多彩なショット、ストロークの攻撃力、高い予測力と足の速さ、スイングスピードの速さ、相手のプレーに合わせる対応力、世界屈指のリターン力を武器にしている
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ウィニングショットの一つにはバックスピンをかけたドロップショットがある
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ベースラインから一歩前に進んでのサービスリターンでは、強烈なダウンザラインでリターンエースを奪うことが多い。それゆえ、世界屈指のリターナーの一人に挙げられる
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間合いを詰め、返球を早くすることで、相手の考える時間、予備動作のための時間を奪う
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課題の体力も近年は向上している
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サービスのスピードも200キロを突破するようになった
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最終セットの勝率が79,1%ととても高く、歴代選手トップの記録を誇っている。つまり、勝負強いということだ(2014年は9割を誇った)
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ツアータイトルは2015年メンフィスOP・2008年のデルレイビーチなど9勝を誇る日本のエース
添田豪(そえだ ごう)
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日本/神奈川
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180/73kg
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右利き・両手打ち
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現在ランキングは83位(最高は47位)
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日本国内を拠点にランキング50位を破った日本のトップ選手
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低い軌道でコート深くを狙い、ネットプレーで決めるパターンを確立している
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バックハンドが得意で、バックハンドストロークはラリーにおいて抜群の安定感を誇る武器となっている
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3勝が必要なデビス杯では、カギを握る選手と言えるだろう
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昨年・カナダに勝利した際は「ベスト8に進出出来て、チームのメンバーでいる事を誇りに思います。今日勝てた事も、消化試合とはいえ嬉しかった。次の目標が出来ました。」と語っている
伊藤竜馬(いとう たつま)
出典:http://www.tennisclassic.jp/
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日本/三重
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180/67kg
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右利き・両手打ち
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現在ランキング91位(最高は60位)
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日本人3番手の選手
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2012年にトップ100を突破
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プロに入りフィジカルを向上させ、パワーをアップ。それにより、サービス、フォアハンドともに向上した
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サービスキープ力が高く、ストロークも外国選手に打ち負けなくなっている
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2014年には楽天OPでスタン・ハブリンカを破る大金星を挙げている
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時折みせる大物食いが特徴の選手
内山靖崇(うちやま やすたか)
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日本/北海道
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183cm/75kg
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右利き・両手打ち
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IMGアカデミー出身だが、現在の拠点は東京
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現在ランキング282位
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錦織とは過去ダブルスで組んだことがある
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昨年の錦織の言葉「ウッチーから意見があれば言い合える2人になってきたのは嬉しかった。2人で盛り上げていかなければいけないので、あまり上下があっても僕としてもやりにくい。今日みたいに思い切ったプレーをしてくれれば、僕自身もやりやすい。」