5/1~マドリード・オープン2016 出場選手、テレビ放送、見どころ 昨季・ベスト4の錦織が頂点を目指す!
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本格的なクレー・シーズンに突入してくるこの大会、昨季は準決勝で錦織、決勝でナダルを破ったマレーが優勝をはたしています。
近年、クレーでも強さを発揮できるようになっている錦織は、昨季の成績を超えることはできるのでしょうか!?
マドリード・オープン2016
日程:5月1日(月)~5月8日(月)
場所:スペイン(時差は-8時間、例:スペインが正午12時だと、日本は20時)
サーフェス:屋外クレー
グレード:マスターズ1000
メモ:BNPバリパOP、マイアミOP、モンテカルロに続く、2016年の4大会目となるマスターズ。この後にイタリア国際(ローマ・マスターズ)があり、全仏OPへと続いていく。
2015年はジョコビッチ不在の中、A・マレーが優勝している。
スケジュール
予選:4月29日~30日
1回戦:5月1日~2日
2回戦:5月2日~3日
3回戦:5月4日
準々決勝:5月5日
準決勝:5月6日
決勝:5月7日
テレビ放送:ガオラでは、5/2(月)~5/8(日)の生中継が決定(1回戦から決勝まで放送)。メインの時間帯は、夜7時から朝7時となっています。
NHKでは、今季のマスターズは主にBS1で、錦織の試合を中心に生中継していますが、まだ放送は未定です。また、準決勝はBS1・決勝は地上波で放送することが決まっています。
錦織圭の放送日時:決まり次第、掲載していきます(試合前日に、日時が決まります)。
2回戦:5月4日21時~試合開始予定(GAORA/NHK・BS1)
3回戦:5月5日21時~試合開始予定(GAORA/NHK・BS1)
準々決勝:5月6日21時30分~試合開始予定(GAORA/NHK・BS1)
準決勝:5月8日午前3:00~試合開始予定(GAORA/NHK)
決勝(ジョコVSマレー):5月9日午前1:30~試合開始予定(GAORA/NHK)
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出場予定の注目選手
※マスターズは、モンテカルロをのぞく8大会、上位30位の選手は、基本的に出場が義務付けられている。
錦織圭(6位)
IMG_1313 / Marianne Bevis
国籍:日本 今季成績:18勝5敗
現在、トップ10の選手は、錦織をのぞき、すべてヨーロッパの選手である。そのことからも、いかに日本の錦織が奮闘しているかがわかる。
2015年の終盤はスランプに陥るも、2016年は序盤から安定した成績をおさめている。特に地元に近いマイアミOPでは、モンフィスとの名勝負なども繰り広げ(マッチポイント5回をしのいで勝利)、準優勝をはたしている。
結果に加え、内容も充実しており、メンタル、たくましさが増した錦織は、頂点を目指す戦いで、大きく進歩を遂げている。
不安は、ロングラリーが増えるクレーで、体の負担が増すことだ。昨季はシーズンでも最も好調な時期だったが、クレーシーズン後に怪我に見まわれている。コンディション管理が、今後は重要になってくるだろう。
ノバク・ジョコビッチ(1位)
IMG_2782 / Marianne Bevis
国籍:セルビア 今季成績:26勝2敗
当然ながら1つの大会、優勝する以外は、どこかで敗戦するのがテニスプレイヤーの宿命である。しかし、ジョコビッチは、その宿命を凌駕して、多くの大会で優勝を飾っている。
今季は全豪OP、BNPバリパOP、マイアミOPで優勝、ビックトーナメントでの強さが際立っている。
しかし、そんなジョコビッチがモンテカルロ・マスターズの初戦で、22歳の若手に敗戦を喫した。1度の途中棄権があるジョコビッチだが、実質的に今季の初黒星だった。対戦相手はイリ・ベセリ、22歳、55位の選手だった。ジョコビッチの敗戦は、大波乱という形で、伝えられたのだった。
それでも、早い敗戦は、ジョコビッチのモチベーション、コンディション回復にはプラスに働く可能性が高く、生涯グランドスラム達成を目指す全仏OPまでに、調子を上げてくるのではないだろうか…敗戦後に、モチベーション(やる気)が低かったと語っていたジョコビッチ。頂点に君臨する王者は、今後はどのようなプレーを見せるのだろうか…。
A・マレー(2位)
IMG_0973 / Marianne Bevis
国籍:英国 今季成績:11勝4敗
今季はここまで優勝がないのは、意外と言えるだろう。両親の離婚を経験しているマレーにとって、家庭はとても重要なものだ。初めて子供が生まれた今季、プレーより、家庭を優先させていた。そのため、試合数が少なく、試合勘、体力面で不安があると言えるだろう。
そうはいっても、モンテカルロではベスト4に入るなど、調子も上げてきている印象だ。
昨季は徹底的に錦織を分析し、壁としてたちはだかったマレー。今大会はディフェンディングチャンピオンとして、ジョコビッチを追う1番手として、注目が集まる大会になるだろう。
R・フェデラー(3位)
国籍:スイス 今季成績:10勝3敗
S・ワウリンカ(4位)
国籍:スイス 今季成績:17勝5敗
R・ナダル(5位)
Rafael Nadal / theglobalpanorama
国籍:スペイン 今季成績:17勝6敗
モンテカルロ・マスターズの決勝・モンフィス戦を制して、見事に復活を印象付けたクレーキングがナダルである。BIG4から陥落し、衰えを指摘された昨シーズン、今シーズンも全豪OPの初戦で敗退するなど、心配の声も上がっていた。
しかし、ヨーロッパでのクレーシーズンに入ると、水を得た魚のごとく躍動、本来の力強さが戻り、強靭なスタミナ、メンタル、スピンショット、フットワーク、脅威のフォアで、コートを制圧した。全仏OPで初優勝を目指すジョコビッチにとっては、強力なライバルが復活したと言えるだろう。もちろん、対戦成績を1勝8敗と苦手としている錦織にとっても、大きなライバルの復活となった。
JF・ツォンガ(7位)
国籍:フランス 今季成績:13勝7敗
D・フェレール(8位)
国籍:スペイン 今季成績:12勝7敗
T・ベルディヒ(9位)
国籍:チェコ 今季成績:15勝7敗
R・ガスケ(10位)
国籍:フランス 今季成績:10勝4敗
M・ラオニッチ(11位)
Raonic MA14 (7) / si.robi
国籍:カナダ 今季成績:20勝4敗
ビックサーバーの代表格の一人だが、今季はネットプレーなども増やし、攻撃的なテニスに磨きをかけている。昨季は怪我などがあり、途中で失速したが、本来はトップ4を脅かすだけの実力を兼ね備えている。 2016年は全豪OPでベスト4、BNPパリバ・オープンで準優勝、マイアミ、モンテカルロでベスト8と、常に上位に進出し、安定感も増している。
M・チリッチ(クロアチア・12位)
D・ゴファン(ベルギー・13位)
G・モンフィス(フランス・14位)
D・ティエム(オーストリア・15位)
J・イズナー(アメリカ・16位)
RB・アグト(スペイン・17位)
G・シモン(フランス・18位)
K・アンダーソン(南アフリカ・19位)
N・キリオス(オーストラリア・20位)
※成績、順位は4月18日時点。
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