福士加代子 リオ五輪出場へ! 選手名鑑(マラソンの全記録あり)
最後のマラソン挑戦と位置付けた大阪国際女子マラソン2016で、見事にその才能を全開させ、優勝とリオ五輪出場を確定的にした福士加代子。その福士の選手名鑑を掲載しています!
福士加代子
青森県北津軽出身
161㎝/45kg
1982年3月25日生まれ(33歳)
所属:ワコール
高校までは、目立った成績を残せていない。
2000年にワコールに入社してからは、トラックや駅伝で頭角を現していく。
2002年の横浜国際女子駅伝で、ナショナルチームに選ばれて、優勝に貢献。
2002年のアジア大会では、女子5000mと10000mで銀メダルを獲得。
2004年にアテネ五輪の10000mに出場。足の怪我の影響もあり、33分48秒66というタイムで、後ろから2番目の26位と惨敗した。
2005年の世界陸上(ヘルシンキ)では、5000mで12位、10000mで11位。
2007年の世界陸上(大阪)では、5000mで14位、10000mで10位だった。
2008年に初マラソンで、大阪国際女子マラソンに挑戦して19位だった。一時は2位集団から2分を離す独走状態だったが、30㎞からスタミ切れを起こしている。40㎞過ぎからは意識が朦朧として、ゴール前で何度も転んでいる。永山忠幸監督はやめさせようとしたが、福士は最後まで走り切っている。
2008年の北京五輪では、5000mは予選敗退、10000mは11位。
2009年の世界陸上(ベルリン)の1000mで9位。
2012年のロンドン五輪・10000mで10位、5000mは予選落ち。
2013年、4度目のマラソン挑戦となった大阪国際女子マラソンで優勝をはたす。
2013年の世界陸上(モスクワ)でマラソンに出場、3位銅メダルを獲得。
2016年の大阪国際女子マラソンでは、24㎞過ぎから独走となり、2時間22分17秒で優勝をはたし、リオ五輪が確定的になった。2014年から2015年にかけて、左右の足を3度骨折しており、最後のマラソン挑戦であったが、見事に努力が実を結んでいる。
性格は「自由」「照れ屋」「気配りができる」などと評されることがある。
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記録
マラソン
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