田中陽子 スター街道から2部へ移籍 再起を目指す……選手名鑑
9月19日にTBSバースデー(17時~)で取り上げられるのは、女子サッカー選手の田中陽子です。アンダークラスのW杯で、輝かしい実績を残してスター街道を歩み、「澤穂希の後継者」とまで呼ばれながらも、今季は2部であるノジマステラ神奈川相模原に移籍を決断しています。このページでは、田中陽子を取り上げています。
田中陽子
山口県出身
157㎝/47kg
1993年7月30日
所属:ノジマステラ神奈川相模原
ポジション:MF
2006年より、JFAアカデミー福島の1期生となる。
2008年のU-17女子W杯には、15歳ながら、岩渕真奈らと共に選出されるなど、将来を期待されていた。
2010年のU-17女子W杯では、6試合出場で4得点で、準優勝に貢献している。
2012年にINAC神戸レオネッサに入団。
2012年のU-20女子ワールドカップでは、6試合出場で6ゴール2アシストの活躍で、日本代表の3位に貢献している。得点ランクは2位だった。
2013年にアルガルヴェ・カップで、日本代表デビューをはたした。
2015年にはノジマステラ神奈川相模原(2部)に移籍している。
INAC神戸では、34試合に出場して、8得点を記録している(リーグ戦)。
2012年は6試合で2ゴール。2013年は14試合で6ゴール。2014年は14試合で0ゴール。
日本代表は2013年に出場した4試合で0得点。
小柄だが、力強いドリブルとシュートが持ち味の、攻撃的MF。特に左右から蹴れる正確なFKは、大きな特徴である。
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ノジマステラ神奈川相模原への移籍を決断…
ノジマステラにはJFAアカデミーで一緒だった吉見夏稀(DF)が所属している。ノジマステラは2012年新設のチームだが、親会社は家電量販店ノジマである。そのため、正社員になれるので、午前は仕事、午後は練習ができ、2部でありながら、恵まれた待遇であると言われている。
また、選手寮、人工芝の練習ピッチ、フットサル場、クラブハウス、トレーニング設備も完備している。
田中自身はカナダW杯前のリスクある移籍に関して、「2020年の東京五輪を目標」にしていると語っている。そして、監督の菅野将晃とは、 JFAアカデミー時代から交流があった。
その菅野とは「サッカー観が似ている。自分のプレイスタイルをわかってくれている」と田中は信頼を口にしている。また、2部ではあるが、「1部で通用するサッカーを目指している」ことも、今の田中には魅力のようだ。
2014年の神戸では、チームと共に不調にあえぎ、結果がでなかった。そのため、再び自分自身を見つめなおし、環境を変えるため、移籍した。
2015年は7人の新選手が加わり、ゴール前で全員で崩すなど、細かくて、素早いサッカーができていて「楽しい」と語っている。さらに、キャプテンである尾山沙希は、「しっかりしていて、みんなから尊敬されている。でも、ちょっと抜けていて…」と、信頼も厚い。また、目標に関しては「2部優勝」と「得点を獲る」ことと語っている。
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