甲子園・夏2015 注目高校 大阪偕星 大阪桐蔭を破り代表校に! 熱血監督・山本氏と共に勝利を目指す!
最激戦区の大阪は、全国で唯一ノーシード制をとっています。そのため、1回戦から優勝候補の大阪桐蔭と履正社があたるなど、強豪校同士の対戦も早くから起こります。
そんな中、大阪桐蔭、浪商といった強豪相手に1点差で勝利して、代表に名乗りを上げたのが大阪偕星になります。甲子園ではダークホース的な存在になれるのか、注目が集まります!
大阪偕星
地方大会成績
光田悠哉(エース)
大阪府東大阪出身
176cm/64kg
左投げ/左打ち
マックス143km
変化球:スライダー、チェンジアップ、フォーク、カーブ
ノーワインドアップから140キロを超えるストレートを投げ込む。
キレのある変化球、特にスライダーとストレートのコンビネーションが軸である。
中堅守も兼ねている。
山本監督
岡山県津山市出身
津山商卒業
現役時代は内・外野手
180cm/108km
47歳
野球部を率いて4年目で代表校に導く。
「就任当初はスクールウォーズの世界だった」と語る。
中学時代は金髪だった生徒などもおり、遠征時のパーキングエリアでは、トイレまで監視しなければいけなかった。
ルールを破った選手は、7畳の部屋で共に雑魚寝をするなど、規則を徹底した。
「練習時間は大阪で一番」と語るように、深夜1時にまで練習が及ぶこともあった。
寮で寝食をともにし、時にカレーや空揚げなどを生徒のために作ることもあった。
強豪に誘われない選手ばかりだったが、猛練習の末に甲子園の切符を勝ち取った。
山本監督は、韓国プロ野球(太平洋ドルフィンズ)、社会人(阿部企業)などでプレー経験がある。
また、東南アジアでバックパッカーをしたり、米国留学(ミネソタ州)、オーストラリアで働いた経験を持つ。
多摩大聖ケ丘、倉敷を経て、2011年より大阪偕星を率いる。
当初はその野球経歴に疑問を持つ父兄が多くいたという。しかし、初の練習試合の相手が、藤浪(阪神)がいた大阪桐蔭ということもあり、父兄も納得したようだ。試合は0-8で敗れるものの、練習試合を受けてくれた西谷浩一監督の男気には今でも感謝しているという。
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