女子W杯2015 なでしこジャパン帰国後、監督、宮間、宇津木、安藤、岩淵、澤、岩清水らコメント
女子W杯カナダ大会を終えたなでしこジャパンの選手達が、帰国後、会見を行いました。国内選手は早くも7月12日から、なでしこリーグの試合に出場する予定です。そして、なでしこジャパンは8月の東アジア杯、来年のリオ五輪最終予選に向けて活動を開始します。
宮間あや(MF・主将)
欲しかったワールドカップを手にすることができなかったので、その代わりになるものはない。(代表引退を示唆しており)1人の女子サッカー選手として、日々を大切に頑張っていこうと思います。
(女子サッカーについては)結果を出さない限り、人気が離れてしまう不安を抱えている。女子サッカーの試合のある日に、ユニフォームを来た数多くの女の子が試合に来てくれるような、サッカー文化を根付かせたい。
(代表に関しては)合宿の時間であったり、試合数を増やしてほしい。そうすれば、また違う経験ができる。
佐々木監督
悔しさもあるが、すがすがしさの方が大きい。世界か変われば、なでしこも変わらないといけない。次に世界を目指すには、プラスアルファが必要。
(リオ五輪については)前回が銀だったので、間違いなく金を狙う。まずは8月の東アジア杯にむけて、今週末のリーグ戦を視察する。
宇津木瑠美(MF)
すべて出し切った結果で、思い残すことはない。アメリカのすごさを感じた。また、これから成長していかないといけない。
自分ができないことを誰かがやってくれている(チームだった)。自分が特別、チームのために何かやったとは思っていない。みんなが良くやってくれた。日本の選手のボールを扱うスキルは世界で通用するということは、自信を持っていいことだなと思った。
岩清水梓(DF)
W杯を振り返っても、決勝しか思いつかない。いろいろな人から励ましをもらいましたが、もらうたび辛いので…。
(12日からリーグ戦がスタートするが…)切り替えないといけない。チームメイトの仲間を見るのが楽しみですが、その時には切り替えないといけない。(今後の代表については)まだ、何も考えていないです。
岩渕真奈(FW)
(負傷があり)先発から出るつもりでいたが、割りきって試合に出ていた。(ゴールは)自信を与えてくれた。次はスタートからやりたい。小さいパスは、なでしこが一番うまい。でも、それだけじゃ勝てない。もっと、ドリブルができる選手になり、1人でもフィニッシュに持って行ける選手になりたい。2大会連続でチーム最年少。これからは、プレー以外でも引っ張っていきたい。
澤(MF)
終わってみて、一言、楽しかった。このメンバーの一員でいられて、このメンバーで戦えてうれしかった。このメンバーだから、結果が出せたと思う。 先発で出るのは11人だけど、その11人が良いコンディションで出るために、スタッフやサブの選手がこれだけ支えてくれているんだと感じた。色々なことが学べた。
(今後については)正直わからない。所属チームで、経験してきたことを活かしたい。
(岩渕に対しては)前回と今回も一番年下で、これから背負っていかないと、他よりも経験がある選手なので、今後につなげていってほしい。
安藤梢(FW)
全治までは3か月かかる。早く元気な姿を見せたい。その先にリオ五輪がある。みんなにバンクーバーで感謝を伝えられて良かった。(白いぬいぐるみは)大切にしたい。
大儀見優季(FW)
ありのままの実力が出た。セットプレー対策はしていたが、相手が上回った。4点取られても、戦う姿勢は崩さなかったし、自分達らしさは最後まで貫けた。(準優勝に関しては)しっかりと自信を持って受け入れるべきだと思う。
川澄奈穂美(MF)
(リオ五輪は)金メダルを取っていないので、チャレンジしていきたい。負けて悔しいが、こういう経験があるからまた頑張れる。日本でおいしいご飯が食べたい。
阪口夢穂(MF)
終わった時は悔しさもありましたけれど、その後は切り替えてという感じだった。(リーグ戦は)疲れがないと言ったら嘘になりますが、みんなそういう状況で出ると思うので、頑張ります。
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