レアル・マドリード 神童・16歳のマルティン・ウーデゴーの可能性
2015年の5月23日、16歳のマルティン・ウーデゴーが、クリスティアーノ・ロナウドに代わって、ついにトップチームにデビューをはたしました。神童と呼ばれるウーデゴーのポテンシャルは間違いないと言われていますが、はたして、将来、メッシやロナウドに並ぶクラッキ(最高の選手)になることはできるのでしょうか!?
マルティン・ウーデゴー
出典:http://www.telegraph.co.uk/
ノルウェー出身
1998年12月17日生まれ
176㎝/60kg
所属:レアル・マドリード
ポジション:MF
左利き
2014年にノルウェー、トップリーグのストレームスゴトセトでデビュー。エリテセリエン(ノルウェーリーグ)史上最年少プレイを記録した。
5月には得点を決め、史上最年少ゴールスコアラーとなった(ノルウェーリーグでは出場23試合5ゴール6アシスト)。
2015年には16歳でレアル・マドリードに移籍。
その後はレアル・マドリードのBチームであるレアル・マドリード・カスティージャでプレー。
2015年の5月23日には、リーガ最終節で、16歳157日でトップチームデビューをはたした。
父親はハンス・エリク・ウーデゴールで、ノルウェーリーグでMFとしてプレーしていた人物である。
好きな選手はメッシ。リヴァプールのファン。
ノルウェー代表
2014年U-17代表に選ばれた。
2014年のUAE戦、15歳253日でA代表デビュー。
UEFA U-21欧州選手権代表選出。
EURO 2016予選の代表メンバー選出。
代表3試合出場・得点なし
マルティン・ウーデゴーの可能性
現役のイタリア人監督(ロベルト・ロッシ)の見解
ノルウェーのトップリーグのチームで、大人に混ざって堂々とプレーしているのだから、強いパーソナリティーを持っている可能性が高い。たが、今の段階で、将来を見通すのは難しいのも事実である。成功をつかむためには、これからの成長と成熟が不可欠である。今はまだ「原石」の段階だ。
両足の優れた感覚、繊細なボールコントロール、パス、シュート、トリッキーなドリブルなど、技術レベルの高さを持っている。また、パスのタイミングや感覚がとても優れている。この彼の最大の長所が、創造性や意外性をもたらす要因である。さらに、プレー展開を読む戦術眼も優れている。
以上を踏まえると、高いポテンシャルを持っているのは間違いない。
ただ、フィジカルレベルは16歳の平均水準で、パワー、クイックネスが足りない。つまり、これからの成長に、すべてはかかっているということだ。
参考文献: レアル・マドリーが認めたその実力は本物か!? 16歳の神童ウーデゴーを現役監督が徹底解剖! (SOCCER DIGEST Web)