「魔人探偵脳噛ネウロ」「暗殺教室」の漫画家・松井優征とは?
松井優征は「魔人探偵脳噛ネウロ」「暗殺教室」で知られる漫画家です。2001年「ラビングデッド」で漫画賞で入賞をはたします。この作品は当時の副編集長に「絵は全然ダメだしコマ割は適当だが、強烈に光る才能がある。個人的には入選に推した」と評価されました。その後、2004年の「魔人探偵脳噛ネウロ」で漫画家デビューをはたします。
松井優征
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埼玉県入間市出身
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2005年に「魔人探偵脳噛ネウロ」を週刊少年ジャンプで連載開始
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エキセントリックな設定や画面作りなどオリジナリティを重視した作風
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基本的な画力に関しては未熟なところもあり、「ドアの開く方向がコマごとに逆になっている」などということが多く指摘される
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食に対するこだわりが強く、漫画でもその影響がみられる
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風刺漫画の要素を積極的に取り入れている
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「商品として成立する責任ある終わらせ方」にこだわりがあり、最後まで構成をねってから連載を始める。そのため、予定外のキャラを出さないで完結させる
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デビュー前は『ボボボーボ・ボーボボ』・澤井啓夫のアシスタントを務めていた
「魔人探偵脳噛ネウロ」
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食べることが底辺に流れており「グルメ」「食事」がテーマになっている
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推理物の皮を被った単純娯楽漫画と作者が語るように、推理に重きを置かず、荒唐無稽なトリックや犯人の異常心理に重きを置いている
あらすじ
謎を食糧とする突然変異種の魔人脳噛ネウロ。魔界の「謎」全てを喰らい尽くしてしまったネウロは、自らの脳髄の空腹を満たせる「究極の謎」を求め、人間界へと赴く。 人間界へと降り立ったネウロが最初に見つけた謎は、女子高生桂木弥子の父親・桂木誠一が殺された事件。警察の捜査が難航する中、ネウロは弥子に接触し協力者(奴隷人形)となり探偵を演じることを強要する。魔人の力をもって脅迫され、弥子は嫌々ながらもそれを引き受ける。前菜として近場の喫茶店で起きた事件を『魔界777ツ能力(どうぐ)』を駆使し解決し、そして桂木家の謎もあっさりと解いてしまう。 こうして真相を知り日常を取り戻した弥子だが、その後もネウロの隠れ蓑として女子高校生探偵の名を掲げさせられ「謎」を探す破目になる。多くの事件を通して次第に「謎」に満ちた奇妙な日常に慣れ、そして「ひとりきり」の歌姫アヤ・エイジアや、世界中を震撼させる凶悪犯罪者怪盗“X”など、数多くの犯罪者と接していく中で、弥子の中に犯人の心理の奥底にある想いを理解しようとする感覚が芽生えていき、ネウロと共に行動していき、事件に挑んでいった。
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暗殺教室
出典:http://www.shonenjump.com/j/
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テーマは教師を亡き者にするという一風変わったコメディ漫画
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2012年より連載開始
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アインシュタインの言葉「第三次世界大戦についてはわかりませんが、第四次大戦ならわかります。石と棍棒でしょう」「しかし、第四次世界大戦は、触手で戦う事になるだろう」というように、時事ネタなどをパロディ、風刺するのが特徴
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2015年時点で1300万部を突破している
あらすじ
ある日突然、進学校「椚ヶ丘中学校」の落ちこぼれ組・3年E組の元に政府の人間と、人間ではない謎の生物がやって来た。マッハ20で空を飛び、月の7割を破壊して常時三日月の状態と化してしまった危険な生物は「来年3月までに自分を亡き者にしなければ地球を破壊する」ことを宣言したうえ、「椚ヶ丘中学校3年E組」の担任教師となることを希望した。 政府は最後の手段としていくつかのルールを設けつつ、3年E組の生徒に「謎の生物を倒すこと」を依頼。生徒たちは最初こそ戸惑うが、「成功報酬100億」のためにやる気を出す。