ひなまつり―神社でアルバイト・お焚きあげでの経験―
今週のお題「ひな祭り」
僕は年末年始のアルバイトで、神社でお焚きあげのアルバイトをしたことがあります。
仕事内容は、清掃、雑務、そして…人形を燃やすことでした。
神社では年末に供養したい人形などのお祓いを神主さん(禰宜さん?)が行い、それを焼却炉に投げ入れるのがお焚き上げの仕事でした。
その神社は由緒正しく、歴史も古く、都内の一等地にあるところなので、年末ともなると本当にたくさんの人が訪れます。ですので、大晦日は徹夜でひたすらさまざまな人形などを燃やさなくてはなりません。その中には、おそらくひな人形もあったと思います。人形といのはやっぱり独特で、物としては扱えない何かがあります。以前、御子神典膳という(戦国時代の有名な剣豪)の子孫の子に聞きましたが、人形の髪の毛が伸びてしまう・・・なんて、ちょっと、怖い話も聞きました。まあ、僕はそういう経験は全くないですけれど・・・。
ちなみに、僕は焼却炉の高温にびびってましたね(笑)。それに、やはり人形の中には悲しそうなものもあったりして、若干気がめいる仕事でもありました。僕の祖母が人形の手作りをしていたことがありますし、僕もマペットショーというアルバイトでパペット・マペットみたいなことをやっていたことがありますので…人形には愛着があります。マペットショーの時には100円ショップで買った雪だるまみたいな人形を休憩中に勝手に出して、躍らせたりしてました。子供が大喜びして一緒に踊りだしたのは本当に楽しい思い出だったりします。そういう人形もなるべくとっておくので、お焚きあげの仕事は、気が引けましたね、少し。でも、仕事ですし、どうすることもできないので、ひたすら燃やしました。破魔矢なども持ってくる人も多いのですが、他のバイトの連中は、こちらも供養のために持ってきただるまめがけて弓遊びをするという罰当たりなことをしてました^^;(僕はやってません)
神社の仕事は未体験のことが多く、新鮮でした。巫女さんも見れて、テンションもアップしました(笑)。しかし、仕事はハードだったので、ひいひい言いながらやって、余裕はなかったですね。写真では本職の方が正装を着ていますが、僕らはハッピを着てやりました。燃やす仕事は手もすくので、他のバイトの人と話したりもできました。持ってくるものの中にはダイヤモンド!もありました。しかし、いわくつきだと嫌なので燃やしましたね。あとは、ちょっとおかしかったのが、Dr.コパのサイン本です。風水師として一斉風靡した人です。でも、わざわざ、お祓いしなくても、Drコパはたたらないと思いますけれどね。お金を出して買ってコパに貢献しているわけなので(笑)
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