女子プロレスの殴打事件について 一ファンとして心が痛みます
僕はgoogleトレンドの急上昇ワードをもとにした記事『みんなのトレンド』を、月曜以外・ほぼ毎日書いています。
それで、先日、女子プロレスが急上昇ワードに入ったので、とても珍しく感じました。
内容を調べると、女子プロレス団体スターダム・ワールド王者の世IV虎選手が後輩のワンダー王者・安川悪斗選手と喧嘩マッチになり、相手の顔面を骨折するまで殴打したという痛々しいものでした。スポーツ新聞のネットの記事には、目が腫れて、まるで事故にあったかのような安川選手の写真が出ていました。
安川選手は鼻骨、頬骨を骨折して、手術を受けました。
元々白内障で手術したことがあり、網膜剥離の危険もあるとのこと…ここまで、どうして試合がエスカレートしてしまったのでしょうか?
僕が残念に思ったのは、こういった話題で女子プロレスやプロレスがクローズアップされてしまうことです。
ただでさえ、一般的に話題にならないのが、プロレスの現状です。ネガティブなイメージが一層ついてしまいます。
二番目は、なぜ、ここまで試合がいきつくまでに止められなかったのか・・・試合を見ていないので何とも言えない部分はあります。しかし、裁いたのは和田京平というベテラン中のベテラン。最も有名なレフリーです。試合中に、世IV虎に「チャンピオンなんだぞ! しっかりやれ!」と叱ったということ。それでも、世IV虎選手は止まらなかったのですね…。
GMは風香さんという元美人レスラー。宣伝などでがんばっていたのは知っていますし、権限がどうあるのかもわかりませんが、元選手の立場としてもう少し、事前に対処できなっかったのでしょうか。あとは、上層部も同様です。一番責任があるのは、上層部でしょうから…。
確かに、王者同士の対戦のメイン戦で、観客も期待しています。そんな中で、試合内容が悪ければ、止めにくいものです。
メインは最後の試合だから、最も重要で、その興行の印象を決めるものだからです。
ただ、結果を見れば、試合をもっと早く止めるべきでした。
しかし、できなかったのは、やはり残念です。
確かに、プロレスでは殴り合いになることもあります。
過去にはセメントマッチといって、本気で相手を極める=骨を折ってしまうなんていう試合もありました。
有名なセメントマッチは前田日明とアンドレア・ジャイアントの試合です。
ただ、今回は明らかに、感情のもつれによるもの。
僕としては、プロレスが好きなので、今回の件は心が痛みました。
世IV虎選手は無期限停止処分になった…